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うちのスクールに来る子どもたちが、なぜ学校の成績が下がらないか。

「習い事が楽しくなりすぎて・・・学校の勉強がだんだんついていけなくなっていて・・・塾に通わせようかと思ってるんです。」

小学校4年生くらいになると、聞きそうな言葉。


私のスクールの子どもたちが、なぜ成績が下がらないか。

答えは簡単。

「成績が下がるかどうかも、こちらは意識し、チェックしているから。」

スクールに入るとき
「スクールはとっても忙しいけど、学校の勉強も妥協しないでしっかりやってね。忙しいは言い訳にしないでね。」

この約束をしている。

当然言う以上は、常に学校での勉強も気にかける。


アクターズスクールは、カリキュラムが非常に多く

演技、ダンス、ボーカル(だいたいの芸能スクールはここまでを学ぶ)
英語、アクション、モデル、コミュニケーション
とレッスンがある。

それ以外に

・家族撮影日
・発表会のための集中稽古
・イベント出演
・オーディション
・強化レッスン

とあるので、一つの習い事なのに、何個も習い事を掛け持ちしている感覚になる(いっぺんに学べて良いという意見もあり)
時間の使い方を考えて計画的にやらないと、なかなかこなせない。

それでも、蓋をあければ、学校もスクールもみんなきちんとやっていて

ほぼ全員成績が下ることはない。

やりたいことをやってるときは、集中力が違うんだなと思う。


生徒の中には、どんどん上がっていく生徒がいたりする。

保護者から聞いたのは、勉強方法が変わったんだと。

「机に向かって勉強する」だけではなく「習ったことを説明し始める」という勉強方法。

テスト前に「覚えたことを家族に熱弁し始める」そうだ。

これはアクターズスクールでは立派な「コミュニケーション」レッスンの一つ。
「言葉の組み立て」自分のことをきちんとしゃべれるようになるというレッスンの一つだ。

ただ文字を覚えるという学習ではないことが、その子の勉強を身につけさせるのではないかなと勝手に思っている。


ちなみに、塾は行けば(成績は)なんとかなると思うのは大きな誤解。

予備校いけば大学受かると思っている人と同じだ。

塾も、予備校も行って自分で勉強しないとあがらない。(これ、私経験済)


すべては自分だ。




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hinatanahoko
いただいたサポートは、学びの書籍のためや、表現教育のため、また我が子のオムツ代にさせていただきます。