5万円以下で買える日本株投資初心者におすすめの株主優待銘柄
数多くある投稿の中から、本投稿をご覧いただき、誠にありがとうございます。
今回は5万円以下で買える日本株投資初心者におすすめの株主優待銘柄を紹介します。
1単元(100株)の株を買おうとすると、何十万円とかかってしまい、初心者の方にはハードルが高いです。
まずは少額から始め、株のいろはを学ぶところから始めることをおすすめします。株を保有することで、株価の動きや、会社の決算書、経済ニュースといった様々な経済情報を気にかけるようになると思います。自分の大切なお金を投資しているのですから、多少でも気になるものです。
個人投資家に根強い人気があるのが株主優待制度です。株を保有している株主に対して、自社の製品やサービス、クオカードやカタログギフトなどの自社以外の商品を贈呈するという日本独自の制度です。
日本ならではのお中元やお歳暮とイメージが近いです。
株主優待が送られてくると、ここの会社の株主なんだという実感が湧き、なんだか嬉しくなります。
約5年の投資経験から初心者の方におすすめできる5万円以下で買える株主優待銘柄を精査しました。知名度と財務状況の2つの視点から選んでみました。
知名度は重要な指標だと考えています。国内シェアが首位で投資をしていない方でも知っているであろう会社を選びました。投資初心者の方でしたら、馴染みのある会社の方が株式投資のイメージしやすくて良いかと思います。
株主優待は素晴らしいものが送られてきますが、財務状況が芳しくない会社は除外しています。上場廃止になって、保有している株式の価値が無くなることは避けたいですから。
私の経験談ですが、株主優待に魅了されてとある会社の株を買ったものの、赤字が続いていることから株価が下落して取り返しのつかないことになっています。現在進行形です。
そこで、おすすめ銘柄を2つ挙げます。
正直、3〜5銘柄程、取り上げたかったのですが、他の銘柄が見当たりませんでした。
①日本電信電話株式会社(証券コード:9432)
NTTグループ持株会社でドコモが主力です。固定電話独占、光回線高シェアの会社です。
2024年8月16日時点の終値が151円ですので、1単元の15,100円から株主になれます。1万円台で買えるのはかなりハードルが低いですね。
【株主優待情報】
100株以上
3月:「dポイント」付与
※継続保有の株主のみに贈呈。継続保有2年以上3年未満の株主には1,500ポイント、継続保有5年以上6年未満には3,000ポイント
※株主様へ毎年進呈するものではございません。
※同一の株主番号で得られる最大のポイント数は4,500ポイントです。
②株式会社ヤマダホールディングス(証券コード:9831)
家電量販首位のヤマダデンキを運営している会社です。M&Aで注文住宅にも力を入れており、業界上位です。
2024年8月16日時点の終値が448.5円ですので、1単元の44,850円から株主になれます。5万円以下でヤマダデンキの株主になれますよ。
【株主優待情報】
100株以上
3月:優待割引券(500円) 1枚
9月:優待割引券(500円) 2枚
500株以上
3月:優待割引券(500円) 4枚
9月:優待割引券(500円) 6枚
1,000株以上
3月:優待割引券(500円) 10枚
9月:優待割引券(500円) 10枚
10,000株以上
3月:優待割引券(500円) 50枚
9月:優待割引券(500円) 50枚
※合計1,000円(税込)以上の買物につき1,000円ごとに1枚利用可(一部対象外有、他の値引き券との併用不可)
※詳細や最新の情報は、各会社のIRサイトを必ずご確認ください。
ドコモとヤマダデンキは誰もが知っていると思いますし、そう簡単には倒産しないでしょう。株主優待に関しては、自社のポイントや割引券となっており、廃止されるリスクが少ないと見ています。万が一、廃止になりましたら、すみません。
また、2社とも配当金もあり、株主になっている恩恵を受けれます。配当金とは、会社の利益の一部を株主に現金で還元することです。お金がもらえるのは良いですよね。
少額からこの2つの銘柄を保有することで、株式投資とはなんぞやということを理解できる一助となると確信しています。
株主優待のあれこれ
昨今、会社が株主のために、自社商品以外をわざわざ購入して、株主優待品にしている会社が株主優待制度を廃止している傾向にあるように思います。クオカードやカタログギフトが最たる例です。
廃止にしないにせよ、長期保有をしている株主のみに限定をしたり、保有単元を引き上げたりしている会社が見受けられます。
具体的には、1単元(100株)以上を1年以上継続保有している株主に限定することや、1単元(100株)の保有ではもらえず、3単元(300株)以上保有している株主に限定するといった対応がとられています。
株主優待を入り口として、投資を始めてみるのもありだと思います。私自身がその一人ですので。ただ、株主優待だけを追い続けていると痛い目にあうこともありましたので、そこから少しずつ投資の勉強するようになりました。
みなさんのおすすめの株主優待を教えていただけますと幸いです。
※最終的な投資の意思決定は、ご自身の判断でお願いいたします。情報に基づいて生じる一切の損害についても責任を負担しません。また、投資詐欺には十分にお気を付けください。