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スーパー安産からの緊急NICU入院!

2020年11月27日 AM1:31   大きなうぶ声と共に産道を通り抜け、私たち夫婦の元に3kg超えの元気な赤ちゃんが誕生しました。

11月26日 PM8:00 陣痛が始まった。

陣痛が始まり・・・
産院に着いて3時間後には出産!!

トータル5時間のスーパー安産!!

初産婦とは思えないスピードだったらしい。w

子宮口3センチからの
全開までは1時間余り・・・

院長、助産師さん、看護師さん、
愛する夫と共に、
全力疾走で駆け抜けたような
達成感・・・!!

まさにロックなお産だった。w

(また後日、出産当日の日記を書きます!)

産後は、
分娩室で2時間安静にしなければならない。

夫と赤ちゃんとしばらくの間休み、
部屋に案内された。

そして、
眠れぬまま、夜が明けた。

<<初めてのトイレ>>

産後最初のトイレは、
看護師さんが付き添ってくれるという。


部屋までは車椅子に乗せてもらってきたため、

ベッドから起き上がるときに脚が震え、
意識が朦朧としていた。

トイレを人に手伝ってもらうなんて
オトナになってから初めてだった。

恥ずかしさよりも

自分の身体が、
もう自分の意思とは関係なく動かず、
委ねるしかなかった。

トイレは、
流血事件かの如く、
血を撒き散らしてしまったが、
看護師さんが手際良く、

処理してくれた。

「あ、ありがとうございます。

す、すいません。こんな優しくされることに慣れていなくて・・・。涙」

「いいんですよ♡大丈夫よ〜♡気にしないで〜♡」
と微笑んでいる。

看護師さんが天使に見える。

いや天使だ!

神々しく眩しかった。

あれ、
私、死んだのかな?w

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そして、
私は1時間後の検温までベッドで、
身体を休ませた。

朝食の時間になり、

美味しそうな朝ご飯(フレンチトースト)
横目に・・・

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食べたい気持ちと食欲は比例せず、
ほとんど残してしまった。

申し訳ない。


でも、昨夜から何も食べていなかったので
少し食べただけでも胃に染み渡るのがわかった。

そして、
少しまた横になると
すぐに眠ってしまっていた。

なんだか時空を彷徨っているような不思議
な感覚だった。

お昼ご飯の時間になり、
昼食が部屋に運ばれて来た。

画像2

今度は、
なんとスコッチエッグだ!

実は私の大好物の1つでもある。

ここは天国?

やっぱりあの看護師さんは天使?!

(しつこいw)


上げ膳据え膳に感動し、
ようやく食欲が湧いてきた。
なんといっても、
ゆかりご飯が嬉しかった。

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ホッとしたのも束の間、
院長が部屋へ
ドカドカとやってきた。

「院長、昨夜はありがとうございました。」

と挨拶を告げると早々に、 

「実は赤ちゃんの呼吸が・・・」

と、一過性多呼吸で念の為にNICUのある病院へ入院させるため今すぐ救急車を呼んで行くと言うのだ。  

一瞬時が止まった。

いや時を戻そう。 

入院?
NICU?
救急車?

「今すぐご主人に連絡してください!」

「お母さんは今すぐ赤ちゃんの側に行ってください!」

と記憶が断片的になっている。


一体何が起こっているのか戸惑いながら、
夫に連絡し、赤ちゃんの側へ行った。

保育器に入っている我が子。

「オイオイおーい!ついさっきまで、わんわん泣いていたじゃないかーっ!?どーしちゃったんだよーっ!!しっかりしろよーっ!!」

と急に泣けてきた。


看護師さんからは、
「ママ、記念撮影しましょう!」
と・・・

「えー!なんでー?
こんな、タイミングでー?!」

とツッコむほどの余裕もなかった。


さいごの写真になるなんて言わないでよー!

と、

ぐしゃぐしゃに泣いている私と赤ちゃんを写真におさめた。


産後はホルモンバランスが崩れているせいで、

涙が止まらない。


これは試練だ!!

私にとっても、
息子にとっても・・・。

(申し遅れました!ベビーはでした)

獅子は我が子を千尋の谷に落とす‼️

と言う言葉をお前は知っているか?

(保育器に入った我が子に心の中で語りかけた。)

獅子は生まれたばかりの自分の子どもを深い谷へ落とし這い上がってきた子を育てると言うのは、本当に、深い愛情をもつ相手にわざと試練を与えて成長させるという意味です。

這い上がってこられなければ、
育てないのではなく、
生きていけないってこと。

この先どんな試練があるか分からない。
その時、
自死を選ぶようなことをするならば、


今決めろ!って事だ。


自力で
這い上がってこい‼️

そうじゃなきゃ
こんな激動の時代を
生き抜くことなんてできないぞっ‼️

しっかりしろ~っ‼️

母ちゃんはお前を信じる‼️

だから、

お前も母ちゃんを信じろ‼️


間もなく救急車が到着し、
救急隊員と院長と息子を玄関で見送った。

振り返ると

看護師さんが総出に、

私を悲劇のヒロインに仕立ててくれていた。

おぃおぃ、泣かないよ、、、。
泣かさないで〜っ、、、、。
いやぁ〜っ、、、

と、またホルモンバランス崩壊の涙腺が爆発していたが、

心は落ち着いていた。

だって、
私は息子を信じている。

私を母親として選んで来た時点で、

覚悟していたはず。

今更、
弱気になるな!!

息子よ、、、!
がんばるんだよ!

夫は、
深夜の出産から明け方まで私の側にいたので家に戻ってからもろくに睡眠もとれていない上に、急な展開に心身共についていけていない様子だった。

そして、

また着のみ着のままに慌てて家を出て、
隣町の病院へ向かってくれた。

入院手続きや、
その他もろもろの手続きを1人でこなし、
私はただひたすら連絡を待った。

結局夕方までかかり、
その後私がいる産院へ来た。

フラフラの夫。

我が子の報告を待ち侘びる私。

週末の為、
検査結果は週明けにならないとわからないらしいが特に今は、

複雑な処置も受けていないらしい。

本人は至ってマイペースに過ごしていると聞いて少し安心した。

昨日まで私のお腹の中で一緒にいた赤ちゃんが恋しい・・・。

お腹をさすりながら、
また泣けてきた。

ホルモン恐るべし。


でも、
今日は弱音を吐かせて欲しい。

本当は、
すごく寂しい。
すごく辛い。

すごく会いたいし、
すごく抱っこだってしたい。

本当は、
すごく心配だし、
すごく不安だ。



ところで、

私、ママになったのかな?


2日目に続く・・・。


(このnoteは私と息子の覚書として記する。昨日12月10日(木)産後約2週間後に無事退院いたしました。)


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あいみやん
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