橘の実は、不老不死の実
奈良の橘寺を訪れた時に、橘の木に実がなっているところを始めて目にしました。
葉っぱはキリッとしていて、実も大きすぎず、小さすぎず、力強さが感じられる木でした。
橘寺の名前は、垂仁天皇の命により不老不死の果物を取りに行った田道間守が持ち帰った橘の実を植えたことに由来するといわれています。
橘寺は天台宗のお寺で、ご本尊は聖徳太子と、如意輪観音です。6本の手が伸びています。
七十二候の中にも橘が出てきますね。
第六十候は、「たちばなはじめてきばむ」
です。
12月になると黄色くなり始めるのですね。
橘を庭に植えて育ててみたいと思った矢先に、万葉植物園に行くと、橘の苗が売店にありました。
しかし、私の住んでいるところでは寒くて育てることが難しいらしく、悩んだ末に買うことは断念しました。
不老不死の実・・・
今、闘病中の知人に橘の実をプレゼントできたらいいのに…
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