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「何かを始めるのに遅すぎることはない」

何かに挑戦する。素敵なことだと思いませんか。
自分に目標を立てて、そのために日々を積み重ねる。
自己実現という最大の目標に向かって。

でも挑戦することには抵抗があると思うんです。だって単純に大変ですし、時間も使うし。

そもそも挑戦したからって
実になるとは言えないじゃん。
だったら使った時間分遊んでた方が楽しいし。
どうせできるわけない。

そんなふうに考えちゃいます。


「何かを始めるのに遅すぎることはない」
誰が言ったか知らないが。この名言を聞くと何でもできる気がしてくる。勇気をもらえます。

でもそれって本当なんでしょうか。


まずはじめに

時間は貴重な資産。お金では買えない。なので、やはり早い段階で挑戦するべきだと思うんです。

では、早い段階。時間が膨大に使える状態で挑戦すれば、必ず成果を得られるのでしょうか。

答えは否でしょう。

ただ単に時間があって、時間を消費したらしただけ、結果が成果として出てくるわけじゃないですよね。

早くに始めたからといって、それが実になる保証にはならない。
実働できる時間がいくらあっても、成功や実利が担保されるわけじゃない。

つまり、消費された時間と、挑戦した結果の成果に相関関係って成り立たないんじゃないでしょうか。

次に

時間が無ければ、挑戦しても無意味なんでしょうか。
もっと具体的にいうと、何事かを始めるときに、老いていては時すでに遅し。挑戦するという行為の時を逸しているのでしょうか。

挑戦するという行為を行うにあたり、老いてしまっては十分な時間は残されていない。つまり時間がなければ成果は残せない。だから不可能。

おかしいな。
仮になんですけどね、時間と成果に相関関係が無いとしたら、時間がないから不可能。そんなことが起こることに違和感を禁じ得ません。

何事かに挑戦し、成果を出す。そのためにはもちろん時間も必要でしょう。でももっと必要なことって、挑戦している過程で起る
失敗や取り組み方などを熟考し、評価し、再構築する。そんな過程も必要なんじゃないでしょうか。

それを実現するためには豊富な経験って武器になりますよね。


最後に

時間は貴重。時間がある若いうちに挑戦すれば、いくら失敗しても何度でもやり直せる。
つまり試行回数は使える時間分だけ増やせる。
時間はパワー!
若さは無限の可能性を秘める!!

でも、時間をただ闇雲に消費すれば成果を得られるわけではない。

結果から得られる情報を分析し評価しなくてはならない。
そのためにはきっと浅くても広い知識があったほうが、いろんな視点から多角的に結果を考察することができるんじゃないでしょうか。

挑戦することが不可能だとか無理だとか、その理由が老いているからっていうのは挑戦しない理由にはならないと思うんです。
だって、老いるって生きてきたってことでしょう。
つまりそれは経験値でしょう。
経験値は最強の武器!
老いた分だけ手練手管の超技巧!!

まとめると

つまり何が言いたいのかと。

「何かを始めるのに遅すぎることはない」これって本当だと思うんです。
気休めや、慰めのための言葉じゃなくて、実際に、いつ何を始めてもいいんだと思うんですね。

若いとか、歳をとっているとか、そういう時間の概念って、挑戦する事にとってはまったく関係ない。
若ければ時間という最大のパワーと新鮮な感性の突破力がある。
歳を重ねているならば、その分の知識と経験がある。どっちもどっち。
そしてどんな年齢であれ、様々な経験って、人それぞれあると思うんです。


あくびをしながら聞き流した授業。
一向にやる気の起きない宿題中に会得したペン回しの技術。
一切興味の湧かない講義。
挨拶しただけなのに、小一時間付き合わされる近所のおばさまとのおしゃべり。
嫌いな上司に無理やり連れていかされたキャバクラ。

あげればキリがないほど。
生きているうえで無駄だと思ったことっていっぱいあると思うんです。

でも、無駄だと思ってきた一つ一つの経験が、今の自分を作り上げている。
そしてそんな今の自分が、何かを始めようと、挑戦しようと思い立った。

それはもう、挑戦する準備が今まさに整ったってことでしょう
今まで過ぎ去ってきた人生の結実の瞬間なんだと思うんです。

無駄だと思ってきたことの積み重ねで自分はできてる。でも無駄なことなんてひとつもなくて、そんな経験がこれから先の挑戦で思いもよらない解決策を明示してくれることもあるはず。

あれ?つまり何が言いたいのか?

そうそう!思い立ったが吉日!!

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