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イラスト制作過程と振り返り1

今回のイラスト制作過程とその振り返り。自分へのフィードバックと反芻を目的としているけれど、「こんな感じで進めたんだぁ」と何処かの誰かの参考にでもなってくれれば嬉しいな。なんて。

制作開始前の課題として
①イラスト全体の構図を整える
②塗りを淡くする。できればにじみ表現をする
③全体の完成度を高める

的な課題を持って取り組み開始。


ラフ案

キャラクタのポーズと全体に何を配置したいかをおおまかなアタリで描いてみた。
配置に関しては3分割法でキャラクタや小物の配置を決めてみた。
その後でカラーラフを塗って全体の配色のイメージを掴んでみた。

下描き

ラフ案を元に下描く。ここまでの作業時間はだいたい5〜6時間くらい。
キャラクタの衣装とかは事前に案を練っていたから今回は迷わずに済んだけど。いつもは衣装の参考資料とのにらめっこで倍ぐらい時間かかる。遅いんですよ、私。

ちなみに。今回のイラストでTwitterの反応が1番良かったのがココ。つまりココがピークwww
あっはっはっは、笑えよ。

線画

下描きから線画を起こす。
ココで1つミスったのは、左に配置した砂時計を強調しすぎたかな。前面と後面の強弱をつけたい欲が過度な表現になったんかと。
あと線画が汚い。

ねこ、ここまではかわいかったんだよなー。

下塗り

カラーラフを元に下塗りをする。おおまかな陰影やライティングもここで決定しておく。決定、しておく。

左の砂時計のサイズを修正し(過度に大きくしすぎたのに気付いた💦だって何を描いてるかわからんもんね)、イラストで1番の光源は砂時計とする。
砂時計と、する。

突然の背景変更

よくあるんよ。よくあるん。
やっぱり背景が寂しいなと考えあぐねての突然のひらめき。
背景はなんかよくわからんポワポワで誤魔化そうと思ってたけれど、本棚に変更。そして当初の計画に無いライティングを追加。
結果光源が多重で複雑になるのは分かってたけれど。色んな所をキラキラさせたい欲に勝てず。
下塗り段階での設計がめちゃくちゃになりだす。

加筆と調整

全体を加筆して陰影をはっきりさせ、ライティングによる影も追加する。
ピントをキャラクタに合わせるため、背景の本棚と前面の本と砂時計をぼかす(クリスタ使ってるのでガウスぼかし)。
補正レイヤーの色相彩度明度、トーンカーブで色味や明暗を調整する。
オーバーレイレイヤーで光源の周囲の明度を上げて、覆い焼き発光レイヤーで光源の中心部を光らす!(楽しい!)
キラキラのパーティクル表現も追加!(楽しい!)
四隅をRGB色収差で更にぼかして、完成!

ねこよ。お前はどうした、怖いよ。

完成

え?色味が違うって?
インスタにアップしようとしたときに、フィルターってあるじゃないですか。そのフィルター使ったらソッチのほうが良いじゃんねってなったもんで。

Instagramって凄いね。

総括

  • 作業時間 35〜40時間

  • 初期の設計をもう少ししっかり練ろう

  • イラストとしての完成度は上がった感じするけど、まだゴチャゴチャしている

  • コントラストが強い癖がなおってない

  • 描き込み量が足りない

  • ねこがかわいくない

  • Instagramは凄い

ではまた、気が向いたら書きます👋

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