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三角関数の解き方、日豪比較(賢くないver. )

時々、息子が「数学の宿題を手伝って」と言います。

(間違っても英語の宿題を手伝ってとは言ってきません。「あなたが分からないなら、お母さんにわかるわけないじゃん」と言われることを、よく理解していますね。)

今年の初めの頃は、習っていることが日本の教科書(中2)と同じくらいだと言っていましたが、今回持ち込まれたのは、三角関数でした。


サイン、コサイン、タンジェントってやつです。


… 


久しぶりに聞きました。

久しぶりすぎて余りにも記憶がないので困っていたら、珍しく夫も興味を示して参加してきました。

三角形の一番長い辺の長さと、左側の角度を求める問題だそうです。英語で書かれた文章題なので、息子の言うことに間違いはないでしょう。


今時の親ですから、クグったり、Youtube先生の講義を聞いたりして解き方を模索します。

なんとかゼミとか、いろんなサイトのみなさま、ありがとう! 

こんなに、生徒向けのお勉強サイトがあるんだね。数学から遠ざかっていた大人にもわかりやすい解説ですね!

解説がわかりやすいので、まず解き方以前に、これが何を意味しているのか、を理解することにしました。

ふむふむ。

よし、次は計算だ。

まてまて、問題でわかっている角度は110度だって。直角三角形じゃないぞ。

この公式は無理だなー。じゃあこれか?

あ、ここに直角三角形作れるじゃん。ここを利用…できないか。

この問題文、角度は近い数字で良いって書いてないか?

cos120度で計算するなら、一覧にかいてあるこの数字使って計算できそう。問題文にあるキリのいい角度ってこの事じゃないの?


あれやこれや、結局全然必要なかった色んな部分の計算とかして、ふと根本的な事に気付きました。

オーストラリアの授業では、問題を解く時に関数電卓を使うのです。(ちなみに小学生は普通の電卓)

日本の授業では普通の電卓すら使わないはずなので、問題ではキリの良い角度の数字を使う前提なのです。

なんだよー。

cos(110)って計算機に入れたら、数値出るじゃん。

(こっちは関数電卓なんて、大学で一回しか使わなかったぞ。使い方もほぼ不明なんだぞ!)

cos110を、数値のわからない物体と認識して悩んでたよー。

この数値使って、息子は知らないって言ってた公式使って、なんとか解けました。

数字は合ってるはず。

だって、定規で測って正確な三角形書いてみたから。

求める長さも、もちろん測ったからね!


夕食前のご飯を炊いている間の時間、両親そろってテーブルにならんで必死こいて子どもの宿題を解く図が、我ながらシュールだった。

周りで娘も一緒に解きたいとか言って、「わかった、こうかな?」とか言ってたけど、何をわかったのかな?

必死すぎて、娘が何言ってたか覚えてないなぁ。

なお、親が必死になっている間、息子は昼寝してました…

そして最後に、問題文のシチュエーションはキャンプ場でテントから歩いた距離、角度の表現は北東に20度となっていたことを記しておきます。

測量?




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ひなた とりこ
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