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【企画参加】夫の料理

オーストラリアに来て、「在豪日本人男性の料理率が高いなあ」と感じていました。

技術家庭科で男女ともに同じ課題をこなすようになったのは、私の妹世代からだったような気がしますが、こちらで会った方はバブル世代でも自分で動く。何か一品作ることに抵抗がないというか、普段から台所に参加されているな、という方が多い印象でした。

我が夫も、一人暮らしの経験がありますから多少はできました。台所に一緒に立つこともありました。しかし本格的に作るようになったのは、子どもが生まれてから。

「赤ちゃんの世話をする妻の面倒を見る」宣言をした彼は、それから夜ご飯を担当してくれるようになったのです。2006年6月のことでした。
夕方には仕事を終えて帰ってくるので、本当に毎日作ってくれました。

初期の頃の手料理で印象的だったのが、エビフライ。

いつも頑張ってまっすぐなエビフライを作ろうとしてくれるのですが、どうしても曲がってしまう。私としては曲がっていてもまっすぐでもどちらでもよかったのですが、まっすぐにできないと悔しそうでした。

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いつだったかなと写真を探したら、
2007年5月のものが出て来ました。

何故にこんな豪華な夕食? 
と思い、ケーキを拡大してみたところ

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私の一番最初の母の日ディナーだったのでした。

赤だしの味噌汁、ご飯、エビフライ、蒸し野菜に甘味噌、野菜炒め、キムチ(市販)、エビフライのソースとして赤味噌だれとオーロラソース。だと思います。

全部作ってくれました。
エビフライなんて面倒な揚げ物を作ってくれたことが嬉しく、そして味も美味しかった。お互いの家族は全員日本にいる私たち。赤ん坊の世話は誰にも代わってもらえないけど、食事に癒されました。

(※息子が一歳をすぎてから私は週一で仕事に戻ったので、その日は夫が面倒を見てくれました。念の為)

現在も、仕事が早番の日や休日は積極的に作ってくれます。
上の子が15歳ですから、彼の料理歴も15年。
彼の仕事が休みの今日は、奮発して買ったかたまり肉でローストビーフ。お肉は柔らかく、おろし玉ねぎが入った特製ソースもバッチリ合っていました。

どの料理にもお肉を入れたがりますし、丸の魚はとにかくそのまま焼くのが好きなところは男性的かな?
8年くらい前に、鶏の骨からスープを取り、麺も自家製のラーメンを一緒に作った時は、おいしいラーメンが食べたい執念を感じました。

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いつも多めに作って、翌日のランチに持っていけるように考えているのは
「主夫だよねー」
と自分で言います。
自分の食べたいものを優先して作れるのも、都合が良いようです。

「いつもおいしいご飯ありがとう」と、子どもからのカードに書かれるのは夫。

私が作らなくても、美味しいご飯を自宅で食べられるのは、幸せなことだなあと思います。

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この記事は、タダノヒトミさん企画の「いちまいごはんコンテスト」に参加しています。

タダノさんは「よばれや」という屋号で、出張おにぎりランチを「いちまい(何円でも)」の料金で提供するという活動をされているそうです(詳しくはプロフィールをどうぞ)。

ちなみにタダノさんのこの企画は、ハスつかさんの記事を拝見して知りました。

ハスつかさんは、1000種類のおにぎりを1000日間リポートするので有名ですね。なんと本日、777日目の投稿で新たな企画を立てられています。こちらも楽しそう。

最近、しみじみと「ご飯とお味噌汁が美味しいなあ」という気持ちでおります。

#いちまいごはんコンテスト

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