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「スキルエンサー」とは? 強みを活かした働き方

スキルエンサー?
インフルエンサーの一種ですか??

と思ったあなた、私と一緒ですね (笑)

最近、働き方について調べたり考えたりすることが多く「副業」や「転職」、「 パラレルワーク」をテーマとした本をよく読むのですが、
下釜創さんの『やりたいことは「副業」で実現しなさい』
の中で "スキルエンサー副業" いう聞きなれない言葉を目にしました。

スキルエンサーとは、スキル=その人が持つ技術とそれに伴う経験を価値に変えて提供する働き方。それを副業とするのが、スキルエンサー副業です。

下釜創著『やりたいことは「副業」で実現しなさい』以下、引用は本書から

持っている技術とそれに伴う経験を価値に変える…
なんだか小難しそうですし、

「自分には、価値として提供できるようなスキルなんてない…」

と思ってしまいますよね。

ですが、著者の下釜さんは、”スキルエンサー副業は、高度なスキルや豊かな体験を持っている人しかできない副業ではない“と言い切っています。

たとえば、長年営業職を続けてきて、(中略) 毎週のようにプレゼンテーションのための資料をつくり続けていたとしましょう。 本人にとってはいつものルーティンワークであり、自分の同僚たちも難なくこなしているカンタンな作業だという思い込みが強いかもしれません。 でも、パワーポイントをまったく触ったことがない人、プレゼンを一度もしたことがない人にとっては、そういう営業マンは、”パワポマスター” “プレゼンマスター” と呼びたくなるようなスキルエンサーです。


なるほど。
確かにスキルがあったとしても、周りに同じようなスキルを持った人がたくさんいると、それが当たり前に思えてしまったり、
「この程度のスキルじゃ、まだまだ…」
なんて考えてしまいがちです。

ですが、ある特定のスキルを持っている人の分布は、「そのスキルを全く持っていない人」や「初心者」の割合が圧倒的に高く、少しでも自分とのスキル差さがあれば「 スキルエンサー」になり得ると言います。

あなたがすでに持っているスキルが「新たな仕事の原石」かもしれないのです。

少し話しがずれますが、 自分のスキルがそっくりそのまま意外な場面で活かせる場合もあると思います。

私はリハビリの専門職をしているのですが、お腹に赤ちゃんがいた頃、マタニティヨガを受講したことがあります。
そして、この時こう思いました。

「これ、私、教えられるんじゃない!?」
( 本業でやっている方に怒られそう、すいませんっ )

リハビリとマタニティヨガって、一見関係がなさそうですが、

「"激しい運動ができない、または運動によるリスクがある人"に対して安全に行える運動を指導する」

という根幹となる部分は一緒です。

運動を指導する相手が、リハビリの場合は患者さん、 マタニティヨガであれば妊婦さんと、対象が違うだけのように思えました。
もし私が、実際にマタニティヨガの教室をやろうとすると、色々と法的な問題が出てきそうですが、ここで言いたいのは、

限定的にしか価値がないと思っていた自分のスキルが、意外なところで役に立つこともあるんじゃないか?

ということです。

「まずは自分のスキルを棚卸ししましょう!」
というのは多くの本に書かれていることですが、やはりそれだけ大切なことなのだと思います。

ほんの小さなことでも、自分のスキルを客観視して、それに価値を見出せたら「スキルエンサー」への第一歩が踏み出せるかもしれません。

※さらに詳しい解説記事はこちら↓↓

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

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