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「ライフワーク」の本質は "好きなことで人に貢献しようとする"こと

「やりたいことが分からない…」
誰しも一度はこのように思ったことがあるのではないでしょうか?

何を隠そう私自身も「本当は何がしたいんだろう?」と悩んでいた時期が長くありました。

今は、「書くこと」が「やりたいこと」ではないかと気づいたことで、また違ったベクトルで、あーだこーだ悩んでいるわけですが…

『脳科学者が教える「やりたいこと」に見つけ方』という本は、そんな私に多くのヒントを与えてくれました。

本書ではまず「そもそも、なぜやりたいことが分からなくなってしまうのか?」を考えていくのですが、
その理由を著者は、

やりたいことを通じて得られる「感情」を無視している

からだといいます。

多くの人は「やりたいこと」を「職業」に求めがちです。

例えば、「音楽」が好きだから「音楽業界」に就職するといった具合に。
でも、一口に音楽が好きといっても、その理由は人によって様々です。
例えば、

  • 音楽を通して、癒される

  • 自分を表現することができる

  • 仲間と音楽を作り上げることにやりがいを感じる

同じ「音楽」でも、そこの何に魅力を感じるのか、どういった感情を求めているのかは人によって全く違うにも関わらず、それを明らかにしないまま「音楽が好きだから、音楽業界に」と安易に結び付けてしまうから、ミスマッチが起こるというのです。

さらに著者は、ライフワーク (やりたいこと) をかなり広い視点で捉えています。

一般的なライフワークのイメージは、
“  好き×得意なことで、人や社会に貢献できる仕事 ”
といえそうですが、必ずしもお金になる必要はないといいます。

ワークに「仕事」という意味があるので、お金にならなければ「ライフワーク」とはいえないのでは?と思ってしまいますが、大切なのは “好きなことで人に貢献しようとする“ことです。

自分の感情を満たす手段は、仕事でも趣味でも、ボランティアでも、夢中で打ち込めるテーマであれば何でも構わないのです。

西剛志1万人の才能を引き出してきた脳科学者が教える「やりたいこと」の見つけ方』

( 前略 ) ライフワークは「自分のため」のみならず、「人のため」「社会のため」の仕事でもあります。

ライフワークが複数あってもいいし、どんどん変化していっても構わない。もちろん、ライフワークでお金を得ること目指したっていい。

私はこうして日々感じたことなどをnoteに書いているわけですが、ありがたいことに、「スキ」をもらったり、時には温かなコメントをいただいたりすることもあります。

ライフワークの本質が「好きなことで、人に貢献すること」であるなら、自分の文章で、少しでも「分かるわー」と共感してもらったり、「読んでよかった」と思ってもらえたなら、堂々と「自分のライフワークは書くことです」と言ってもよいのではないか?

そんなふうに思えました。

最終的なゴールは”「やりたいことを通して自分の感情を満たし、幸せな人生を生きること」“。

こう考えれば、「なんか好きかも」「ちょっと興味がある」程度の気持ちでも「やりたいこと (ライフワーク)」になり得るのではないかと思います。

※さらに詳しい解説記事はこちら↓↓

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

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