『ME TIME』自分だけの時間、つくれていますか?
一人時間がたっぷり欲しいタイプです。
ですが、会社勤めをしながら子育てをする身では、一人時間をつくるのは至難の業。
なんとか早起きして、執筆や読書の時間をとっていますが、疲れがたまっている時には寝過ごしてしまうこともあります。
それでも、自分だけの時間をつくることを諦めたりはしません。
この朝活の習慣は、やりたいことを無意識の内に我慢しすぎて
「毎日が楽しくなくなる」
という悲しい過去の反省から作られたものだからです。
毎日に疲弊していた数年前、たまたま早く目が覚めてしまった日に、早朝から大好きな読書をしたら、その日は一日中、充実した気分で過ごせたことがありました。
「本当にやりたいことに時間を割くことで、何かが好転するかも…」
そんな期待を胸に、朝活をスタート。
苦手だった早起きも、だんだん板についてきた頃、さらに私を後押ししてくれる素敵な本に出会いました。
それは、
池田千恵さんの『ME TIME 自分を後回しにしない「私時間」のつくり方』。
本書の一節を読んだとき、まるで自分のことを言われているような気持ちになりました。
"自分の時間が先、相手の時間が後"
本書にはそのように書かれていました。
「いやいや、そうは言ってもそれは理想論でしょう」
そう思う方もいると思います。
実際、仕事には勤務時間というものがあるし、保育園のお迎えというリミットもある。家に帰れば家事が待っている。
どれも相手のあるものだから、自分の都合だけで、どうこうできるものでもない。
それは確かにその通りです。
でも、考えてみたんです。
仕事に、家事に、育児に…「やらなければいけないこと」に一生懸命になるあまり、常に相手を優先して、自分を後回しにすることは、「自分自身を粗末に扱うこと」にはならないか?と。
やるべきことが山積みだからこそ
「自分の時間が先、相手の時間が後」
といったように、きっぱりと考え方を変えない限り、自分の時間はいつまでたっても取れないのではないか?と。
この考え方に出会ったことで「自分時間=ME TIME」をつくることが精神的にぐっとラクになりました。
自分の時間をとりたいけれど、なかなかうまくいかないという方は
「相手の時間が先、自分の時間が後」
という相手想いの心優しい方なのではないでしょうか?
仕事の繁忙期だったり、子どもが小さくて手が掛かる時期だったりすると、いくら考え方を変えたところで、「無理なものは無理!」
となるかもしれませんが、
「自分の時間を持ちたいと思うことは、けっして悪いことではない」
と思えることが大切なのだと思います。
時間マネジメントを工夫する前に、自分のマインドを見直してみたら、充実した一人時間をつくる道が開けてくるかもしれません。
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最後まで読んでいただいてありがとうございました。