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コンテストに落選してもやった話
こんにちは。ひつぎ ひなたです。
今回の記事は自分のもやりを無事成仏させるために書いております。
いつものことですが、どなたかを批判したり非難したりするものではございません。あくまでも我が存念です。
念のため。
表題にも書いた通り、某小説投稿サイトのコンテストに落選しました。
応募作品数200の中から選ばれるっていうのは大変な事なので、それについてはしゃあないなあ。と思っております。
応募作はここNOTE様で公開した2作品を規定文字数に削ったものです。
この作業が本当に大変で、まるで計量前のボクサーが最後の1gを絞り出すかのようで、大げさでなく死ぬ思いでした。
ご参考までに文字数削る前の作品はこちら↓
結果発表を受けて、私は優秀賞を受賞した2作品を読みに行きました。
ちょっとした好奇心と、小説を書くにあたり、何か新しい発見があるといいな。と思ったのと、受賞したからには良作であろう。という期待が少なからずありました。
そして、落選した身としては、読後に「流石受賞作。凄いなあ」と称賛したかった。まあそんなところでした。
ところが。残念ながらそうはなりませんでした。
1作は筋もテンポも良かったけど、終始姦しく物語が進んだせいか途中で読み疲れして頭に入らず。
もう1作は途中「これは何を差しているのか?」がわからなくなって読み返しが発生したり、オチが私には強引に思えて、ちょっとなあ…。
うーん…。
2作を読み終えて思ったことは、
「選者はこういうのが好みなんだな」
それだけでした。
まあ、この方々は他作品も受賞されていましたし、当たらずとも遠からずかなあ、と思っています。
受賞作を「凄い!流石だなあ!」と称賛したかったのに称賛できなかった私は、激しくもやりました。
例えるのであれば、振り上げた拳の持って行きようがない感じ。いや、怒ってないけど。
負けた側としては、参りましたって言いたかったんですよ。いやマジで。
そして、うっすらと気付いてしまいました。
「であるなら、私の作品は恐らく選ばれないだろうな」
ということに。
先日、次のコンテストの募集が開始されて、私も2作品ほど出そうかなあ。なんて考えて、頭の中で組み立てをしていたのですけど。
こんなことに気づいてしまったせいで、一気にモチベが消滅しちゃいました。
だって、負けると分かっている戦に挑むほどマゾじゃないですもん。
(ただ、今はこんなこと言ってるけど、後日なんかのきっかけで気が変わるかもしれません。そういう奴なんで)
コンテストでどうしても受賞したければ、選者の好みを知って、過去の受賞傾向を把握して、それに合うようにモノを作ればいいんです。
…まあ、それが出来る人間なら、今頃「ざまあ」だの「悪徳令嬢」だの「俺つええ!」だの書いてますって。
つまりは、そういうことです。
ヒトには好みちゅうもんがあります。
人様の好みにとやかく言う気はありません。
私も他人様に自分の好みをとやかく言われたくありませんしね。
とどのつまり、私が書いていることは負け犬の遠吠えなんでしょう。
でもまあ、もやる気持ちを正直に語るぐらい、いいじゃねえか。
そんな感じですわ。
しっかり吐き出したので、創作活動に戻ります。
それでは、次回作もしくは戯言でお会いしましょう。