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双子姉妹の探求心は止まらない(官能小説@1,500文字)

今日は官能小説を書いてみました。

これを書いた理由については、単純に私がそういう気分だったからです。

今朝7時くらいに起きて気分的にそうなって、それを解消するために書いた感じです。1時間集中して書いたら落ち着いたので、書く行為は最強の禁欲になるんじゃないかと思いました。

あと官能小説って表現が難しく、奥深いと思うんです。
エッチな画像や動画の刺激が強すぎるから、求められる基準が大きすぎる。
もし文字情報だけでエッチな気分になれたとき、読者さんの脳が新たな神経回路を構築しはじめたりするかもしれません。

双子姉妹の探求心は止まらない

一卵性の双子としてこの世に生を受けた私達。
外見もそっくりで考え方も気が合う。どんなに辛い時でも二人なら乗り越えられる気しかしないし、実際に乗り越えてきた。だからお互いとても信頼できる存在。

そして私達はとても好奇心が旺盛だ。
好奇心が旺盛というとプラスに捉えられがちだがそうとも限らない。
自分が知りたいという気持ちを解消できなければ、ストレスで死にそうになるくらい苦しい状態になってくる。それでも大抵の事はすぐに解消できたので別にどうってことなかった。

…ただ思春期に入り少々困った問題に直面していた。

「ねぇ、最近思うんだけどさ。私達の胸の大きさに差が出てきていない?」

これには妹も気が付いていたようで、このことをキッカケに私たち双子の性的探求心に火がついてしまうのであった。

好奇心は止められない

一卵性の双子というのは100%同じ遺伝子情報を持っていると言われている。
だから双子なのに胸の大きさに差が出始めることが私達の好奇心を刺激してやまなかった。

「これは今までで最も興味深い現象だわ…姉である私の方が小さくて、妹の方が大きくなるなんて」

負けず嫌いの私は少し負けた気がして不満に感じたが、いまそんな事はどうでも良かった。
お互いの体を見比べながら、改めて人間の神秘に心躍らせる。

双子というのは生まれながらにして人体への関心が高い傾向にある。
生まれたときから目の前に自分と同じ姿形をした存在がいる。他の人は姿形が皆違っていて当たり前なのに自分達だけは同じ姿。これで人体への関心を高めるなと言う方が無理があった。

「どうして胸の大きさに差が出始めたのだろう」

純粋な疑問だった。
だって私達は四六時中一緒にいたし、寝る時ですら一緒の生活を送っている。
食事量も殆ど変わらないはず。いや、妹の方が食べる量は少ないかも。うーん。

あれこれ考えていたが、次第に思考は目の前にある柔らかそうな存在へ移行していった。妹の胸を触りたい。普通の姉妹なら少し躊躇することかもしれないが、私達は双子である。

「胸触っていい?なんだか私のより柔らかそうに思えてさ」

親しき中にも礼儀あり。一応、確認を取る。
妹は少し恥ずかしそうな顔をしたが、こくりと頷いた。

信頼できる存在

触って分かるその柔らかさ。明らかに私の胸よりも柔らかい!というか、これが同じ双子の胸なのかとすら思えてくる。
あまりにも柔らかすぎて、次第に私の理性が停止を始めた。

どれくらい経ったか分からないが、妹が振り絞るような声でこう言った。
「ぉ、お姉ちゃん…これ以上は…やめっ」

気が付くとすでに腰が抜けてしまって床にへたり込んでいる妹がそこに居た。
心なしか肌全体が桜色に見える。
今まで妹が見せた事の無いような表情をしているものだから、つい双子であることを忘れそうになるほどに。

「ご、ごめん!あまりにも触り心地がよくて…その、本当にごめんなさい!」

ごめんなさいなんて言葉、妹に言ったのはこれが初めてかもしれない。
私が、ごめんなさいなんて言ったものだから妹が少しだけムッっとした。

「もう大丈夫だよ。さーて、今度は私の番だぁあ!おりゃぁあ!!」

妹のこの対応にはいつも救われる。
私の気分が落ち込みそうになったとき、それをすぐに察してフォローしてくれる。
だからいつも完全に気分が落ち込むことがない。
そうして私達は生きてきたし、これからも生きるのだろう。

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