浮気症-191127
溢れかえるような思い出と
言葉の端々を無くしたくなくて
そっと そっと 両腕で
包み込むように抱き締めた
貴方にだったら 殺されてもいいと
いっそ殺してほしいとさえ
思うことができたのに
何故か 離れていきたくなる
側にいることが辛かった
側で生きることが辛かった
別の人も見てしまう自分に
嗚呼 自己嫌悪が止まらない
貴方とは違うあの人に
惹かれていっても 最後は
必ず貴方の元に戻るから
お願い 今だけは許して
溢れかえるような貴方の愛と
想いの重さに耐えきれなくて
潰れてしまいそうで
溺れてしまいそうで
いっそ
愛し殺してと心から思った
そしたら 誰かを見ずに済む
他の誰かを見ずに済む
心の底から愛を絞り出して
貴方と一緒に飲み干すの
貴方とだけ飲み干すの
貴方しか いないの
これも高校の時に。
昔の方が何も考えずにかけたなー
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