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コーヒートーク2【ネタバレなしクリアレビュー】

閲覧いただきありがとうございます。
日生(ひなせ)と申します。
Coffee Talk Episode2: Hibiscus & Butterflyをクリアしたので、ネタバレなしのレビューに挑戦してみました。
初投稿なので温かい目でご覧ください。笑

コーヒートーク2とは

本作は2023年4月20日にChorus Worldwideより発売されたテキストADVです。
開発はインドネシアのToge Productionsです。

2023年、舞台はアメリカ・シアトル。
主人公は深夜だけ開くコーヒー屋さんのマスターとして生きている。

特筆すべきは、オークやエルフといった多くの異種族が共に社会を生きているという独特な世界観。
それぞれ等身大を生きる人々の悩みや葛藤をマスターという立場から垣間見るゲームとなっています。
お客様の話を聞き、その時々の注文や雰囲気に応じた飲み物を提供する。
それがマスターとしてのお仕事です。

お客様のご要望に沿う飲み物を提供します。ラテアートを要求されることも。

また、本作はコーヒートークの2作目として発売されたタイトルです。

1作目であるCoffee Talkは本作の3年前の物語であり、ストーリーも軽く繋がっています。
前作の内容を知っている方がより本作を楽しめることは間違いないので、未プレイの方は先にそちらのプレイを推奨します。

総合評価


ストーリー  ★★★★☆
キャラクター ★★★★☆
システム   ★★★★☆
総評     ★★★★★

クリア時間 約7.5時間
(My Nintendoアプリより)

物語やシステムについて

本作の魅力はなにより物語への没入感だと思います!
限られた原材料の中からお客様の要望通りにコーヒーを作り、提供する。
その過程を踏むことでその世界への没入感がグッと深まります!

また、ゲーム中はいつでもスマホを取り出すことができます。
スマホ内のメニューはSNS、レシピ、小説、音楽の4つ。
ストーリー進行に直接的な影響はなく、一度も開かずともゲームをクリアすることは可能ですが、このシステムがまた物語への没入感を深めています。
SNSでは登場人物のプロフィールや各々の投稿を読むことができたり、音楽アプリではゲーム中のBGMをいつでも好きな曲に変更できます。

スマホを見ている間は世界が静止します。笑

ゲームとしての意味合いは薄いですが、そこが凝られていることでコーヒートークという世界が丁寧に描かれているように感じました。
個人的にこういう細かさもコーヒートークを好きになる要因の1つでしたね!

難易度について

このゲームは基本的にテキストADVのため、エンディングを見るだけであれば難しいことはありません。
ただし、より良いエンディングを目指すとなると話は別です!笑

私見ですが、初見攻略なしの完全クリアは余程コーヒーの知識がない限り、難しいのではないかという印象を受けました。

例えば、あるキャラクターから「チャイが飲みたい」というリクエストを受けます。
そのリクエストに沿って限られた材料の中からチャイとなる組み合わせを考えるのですが、あなたはチャイの作り方をご存知でしょうか?笑
私は全く分からず、それっぽい組み合わせを混ぜては廃棄する繰り返しでした。笑

基本的にはリクエストの前に会話の中で簡単なヒントをもらえるのですが、場合によっては前提としてコーヒー等のドリンクに関する知識が必要とされることも。

リクエストに上手く応えられないとエンディングが分岐するため、初見でより良いエンディングを目指す方には若干難度が高い可能性もあります。

ただ周回プレイに抵抗がない方は、ゲーム内実績も含め完全クリアを目指すことは容易かと思います。

まとめ

コーヒートーク2はテキストを読み進めていくタイプのアドベンチャーゲームです。
そのシステムに抵抗がなく、物語やその世界にどっぷり浸かりたいという方には非常にオススメのゲームです!

今回は物語の内容そのものには触れませんでしたが、それぞれのキャラクターが抱える悩みや苦しみは一般的なそれと大差ありません。
誰もが異なる人間でありながら、誰もが同じように悩んで生きている。
それを"異種族"という目に見える形で描かれている物語です。
中には、登場人物の抱える想いに共感を抱く方もいらっしゃるかと思います。
コーヒートークの世界を彩る個性的なキャラクターたちの人生を覗いてみたい方はぜひ、本作を遊んでみてください。

お店の名前がゲームタイトル、お洒落です。

以上、日生でした。
これからもこんな感じでゲームのクリアレビューを投稿するつもりなので、もしよろしければお付き合いいただけると嬉しいです!
今後ともよろしくお願いします!

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