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及川陽菜日記 7月28日 片道3時間

こんにちは

木曜・金曜・土曜とギグが続いておりました。
土曜日はなんと片道3時間かかる場所、ニューヨーク州アルバニーにあるウェステーロという街まで行ってきました。何のギグかというと、結婚式です。

半年くらいまえに、インスタグラムで「僕らの結婚式に、君に演奏してもらいたいんだ!」とメッセージが。まあよくあるスパムだろうな、と思い(よく「僕の娘に演奏をしてほしいからビデオを送ってくれ」という詐欺がある)あまり期待せずに返信をしていたのだが、どうやら本当に結婚式で演奏してもらいたいだけの様子だった。とはいえ信用できる相手ではないので、見様見真似ではあるものの英語でなんとか契約書を作り、話を進め、きちんと半額のデポジットまでもらって「どうやら本当に詐欺ではないな……?」とわかったところでミュージシャンをブッキング。リクエスト曲はLouis ArmstrongやChet Baker, Charlie Parkerなどのクラシカルなジャズを演奏してほしい、との依頼だった。どうせならトランペットを呼んだらいいやんと思い夫も召喚。アメリカのウェディングギグはポップスを演奏するのが割と主流なので、なかなか渋い選曲のお二人でした。だからこそ私に連絡をくれたことが嬉しくて、連絡もまめにとって準備をしてきました。

とはいえ、場所は片道3時間の長距離ドライブ。さすがに到着するまで「これで詐欺でした、とかドッキリでした、みたいなことだったらどうしよう。。。」みたいな不安でいっぱいでしたが、山を越え湖をこえ3時間、とっても素敵なウェディングヴェニューに到着!


こういうガーデンウェディングは結構流行っているんですかね。新郎新婦もニューヨークシティからわざわざ来ているみたいだったし、若い二人だったのでこういう結婚式はお洒落でトレンドなのかなあなんて。今までいくつかアメリカの結婚式ギグをやりましたが、式は結構サクッと終わるものが多い。(要は披露宴がメイン)牧師的な役割のOfficient(誰でもなれるらしいので、親戚や友人がやることも多い)が誓いますか?と尋ねるので、あんまり宗教的な意味合いのある儀式ではない。今回の二人はそういう簡単な式でしたが、その中で新郎新婦によるスピーチがありました。それがとってもロマンチックで、かわいくって、聞いてて普通に泣きそうになりました。「あなたといると全てが10倍楽しいし、ご飯は10倍美味しいし、嬉しいことは10倍になるの」という甘々な言葉、結婚式で聞いたらそりゃ感極まる。夫と私も思わず「結婚式思い出したね〜!」とあったかい気持ちになりました。

帰りはまたまた3時間のドライブ。運転してくれたミュージシャンには頭が上がりません、、、

ウェステーロ、綺麗な街でした!

きれいな夕日
な〜んもない

6,7月とギグが多く働き詰めだったので、今週は2日ほどバケーションに行きます!友人夫婦の実家に呼んでもらったので、自然に囲まれたちょっとしたバカンスに行ってきます💐

それでは良い1日を〜!

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