🍀生き様の投影という芸術
「看護とは健康についての芸術」
(ナイチンゲール)
私たち看護師は
人を癒し
生命を守り
健康を守り
抜苦与楽(苦を抜き楽を与える)
生命の芸術家
24年の臨床は
それはそれは公私共に
闘いの連続でした。
死を覚悟した瞬間も3回問われました。
半年前の冬
毎日毎日泣いて泣いて
泣き続けた見知らぬ福井の土地で
お給料が支払われず
自身の売上金は全て施設の借金にあてがわれ
お米も買えないほど
困窮した辛い日々
『この断崖絶壁まで辿り着いて飛び込めば全て終わる!』
何度も頭をよぎらせながら泣いて
目の下はワンコの涙やけの様に荒れた
「何でこんな思いをしなきゃいけないんですか?
もしもこの世に神様が居らっしゃるのなら、
この選択が正しかったのならサポートを下さい!」
そう願った次の瞬間
「おーい!」と見知らぬ方に声をかけられた。
「こんな場所歩いてるのは、外国人か自殺者しか居ないぞ!家はどこ?送ってやるから!」
そう言って家まで送って貰う事になり
その日からずっと送り迎えや
郷土料理の美味しいお店に連れて行ってくださり
『ここに来た想い出が辛いままにならない様に!』
そう言って
沢山沢山色んな場所に連れて行って下さいました。
こうやって
死を覚悟した瞬間に
道が開ける奇跡を何度となく
経験しながら
魂の器を広げ出来たからこそ
紡ぎ出せる言葉(言霊)があり
年齢問わず
真剣に対話を重ねながら
生命と向き合うからこそ
消えかかった燈すらも
また赤赤と
血脈を通わせる事ができる
長い長い厳しい人生の冬を乗り越えた
私だからこそ
素晴らしき春の陽光が必ず降り注ぐという事を
私は私の生命ある限り
伝え続けたい
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