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バリ旅日記 ** イスラム教とカフェとアーティストの街、ジョクジャカルタ

2019年9月13日〜20日の1週間、インドネシアのジョクジャカルタとバリ島を旅してきました。

日記形式で、旅で出会って好きになった場所をゆるりと紹介します。

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国内線は空港でチケットget!でも...

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13日の夜の便で、羽田から旅立った私たち。まずはトランジット空港のフィリピンへ向かいました。空港に着くと、モワッと暑くて独特な匂いが。東南アジアだなぁ〜とわくわくしてきます。

コーヒーとシナモンロールで夜食。

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そこから4時間。フィリピンからバリ島デンパサールに到着です。
しかし、この日の目的地はデンパサールからフライト1時間のジョクジャカルタ。国内線だったのでチケット予約はしておらず、デンパサール空港についたらすぐにチケットカウンターへ行き、購入。2時間後発のチケットをゲットしました。

実は、フィリピンの空港でチケット買えるかな〜と思っていたのですが、wi-fiがセキュリティ甘いのか、日本のクレジットカード会社からNGをくらってしまい決済できず。涙

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バリの空港で買えてよかった〜。ジョクジャカルタは一泊しかなくて時間がなかったので、事前に買っておいたら安心かも!

3フライト、およそ18時間のフライトを終えて、やっとこさジョクジャカルタに着いたのでした。


ローカルにも観光客にも人気のカフェで、ナシゴレン


ジョクジャカルタの友人の家までGrabで飛ばしました。インドネシアはUberではなく、GrabかGo-JEKなのだとか。
しかし!場所によってはローカルタクシー優先地域などがあり、配車サービスは使えませんのでご注意を。値段の交渉をするにはちょうどいいかもしれませんが、あまり値下げしてくれた印象はありません笑。

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友人宅に着いた時には、お腹ペッコペコ。
「とりあえず昼ごはん行こう!」
ということで、歩いて街まで出ることに。

ノースリーブのワンピースでも暑いくらいの陽気で、途中でフレッシュジュースのお店に立ち寄りました。
こっちのフレッシュジュースは、ガチですよ。

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パイナップル、オレンジ、アボカドを注文しました。アボカドにはチョコも入ってて、こっちでは人気だそう。濃厚でおいしかった!

いらんもんは何1つ入っていない純粋なフルーツジュースは、日本では高くて飲めないのでかなり嬉しい!

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ちょっとエネルギーチャージをしたら、歩きます。

着いたのは、ローカルな人たちもよく来るという素敵なカフェ、Via Via。開放的な店内で、雑貨屋さんも併設です。

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インドネシアと言ったらnasi gorengだろうということで、私はnasi gorengに。彼は鶏肉のピリ辛炒めのようなもの、友人は野菜スープをオーダー。

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nasi goreng、おいし!!!!
ピリっとアクセントがある、だしの効いたチャーハンって感じ。馴染みある味すぎて、食べる手が止まりませんでした。

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野菜スープも鶏肉炒めも、これはいける!というバッチリな味で、大満足でした。
ここでもフレッシュジュースをば。

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▼ナシゴレンがめっちゃおいしかったカフェ「Via Via」


風邪を引いたらこれ!インドネシアの激安エナジージェルを飲んでみた


実は、インドネシアに来る2日前から風邪気味だった彼、ヤジマ。

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長時間のフライトもあり疲れていたところ、現地に住む友人が「インドネシアの人は、風邪引いたらこれ飲むよ」という謎のジェルをおすすめしてくれました。「TOL AKAGIN」と言うお名前。

ちなみに、コンビニのお会計横にあって激安です。見た目からしてちょっとすごそう。

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でもまぁ飲んでみようと、おいしいご飯の前に実食!
「ゴクリ...」
「どう????」
「ん。喉に流し込んだからあんまり感じなかった...」
好き嫌いの少ない彼は、意外といけたらしい。つまらんの笑。

ジンジャーやハーブがブレンドされているらしく、インドネシアの人は医者に行く前にこれを飲むのだそうですよ〜

▼そんな元気になるお薬はこちら


アイスよりもジェラートなのがジョグジャだね。デザートはTempo Gelatoで


着いてから食べまくってますが、まだまだ行きます。
続いては、ローカルな若者たちが大好きなジェラート屋さん「Tempo Gelato」。

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種類もたくさんあって、試食もできます。
ここ、とにかく大きい!早く食べないと溶けるよ、、、というほどの大きさでした。

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私たちは、キウイとシナモンに。どっちも、本物な味がしておいしかった!
コーンもしっかりしたクッキー生地で、最後まで楽しめますよ〜

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▼お腹いっぱいでも食べれるジェラート屋さん「Tempo Gelato Prawirotaman」


ジョグジャカルタはイスラム教。アートな街並みを歩いて、ここの暮らしを感じてみた


インドネシア諸島は、島によって国民の大半が信仰する宗教が違うのが特徴。
その島によって雰囲気がガラッと変わるので、おもしろいです。

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ジョグジャカルタに住む多くの人はイスラム教なのだそう。ハラールのお店が多かったり、ビーガンのお店もあります。

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そして、みんなかなりの信仰度合いなのだそうで、イスラム教の習慣やお祭りに合わせて世の中が動くだとか。

イスラム教が集まるイベントごとがあるとなれば大渋滞で、みんな仕事は休むので経済はストップ。
そんなの、日本ではなかなか考えられないです。最近じゃ、元旦さえも経済動かそう感強いんですから。

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でも、ジョクジャカルタの人たちは、それでいいと思ってるだろうと感じました。仕事と同じくらい家族や友人との時間を大切にして、信じる神に時間を捧げる。

それが、ここの人たちにとっての幸せなんですね。きっと。

「ジョクジャカルタの人たちは、自分のアートや表現に自信を持ってると思う。あんまり、人と比べたりしない」
と、現地に住んで半年近くなる友人が言っていました。彼は、叔父さんがジョクジャカルタでアーティスト活動をしていて、その手伝いもしながらこっちで働き、暮らしています。

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彼の言葉にあるように、ジョクジャカルタにはパブリックアートや展示がいくつもあります。上の写真は、立ち寄ったパブリックギャラリー。世の中に対するメッセージ性の強いものが多く、考えさせられました。また、ちょっと変わった展示もあるので、見て回るだけで楽しめますよ!


モダンアートもあれば、グリーンを多くあしらったホテルのような建築も。

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カフェ兼ギャラリーが多くあるのも、特徴なのだそうです。

あちこち歩くと出会えるので、ぜひ探してみてくださいね。

▼立ち寄ったギャラリー「Tirtodipuran Link」


王宮の中にある行きつけカフェで、ゆったりボードゲームタイム


歩き疲れたので、カフェで休憩。
そういえば、インドネシアのほとんどのカフェにはFree WiFiがあります。
そして、ボードゲームもあったりします。
旅行者に優しいですよね。

どんなに繁華街でもカフェは空いているので、のんびりボードゲームできるんです。
東京にはない贅沢、こういうところなんだよな〜

行ったカフェは、王宮の中にありました。

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王宮!?って入れるの?と思いますよね。実は、王宮のなかにも街が広がっていて、とっても広いんです。

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入り口にある門は大きいので、夕方の空バックに写真を撮ったりできますよ。

▼ボードゲームをしたカフェ「Ruang Tengah Cafe」


エレクトリカルパレード!?夜のお楽しみ、王宮のお祭りに行ってみた


さて、暗くなりました!
夜は連れて行きたいところがあると言われて向かったのは、王宮の広場。昼間はなにもありませんでした。
しかし!夜になると、わんさか人が集まり、屋台やら着ぐるみやらで大にぎわい。

ひときわ目を惹くのは、車が改造されてできたエレクトリカルな乗り物。笑

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爆音で音楽をかけながら、広場を一周します。楽しいんだけど、普通の車もいるし、カオスです。笑

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続いてのアクティビティは、目隠し歩きゲーム。大人が真剣にやるのがおもしろくって、専用の目隠しも借りれます。

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目隠しをして回ったら、数十メートル先の大木の間を目指します。
普通に難しい笑。インドネシア語が多方面から聞こえてくるし、初めての場所すぎて怖いよ〜と言いながらゴール。現地の人と混ざって、やってみてください!

地元の人たちが家族や友達と一緒にご飯を食べたり遊んだりする風景がみられる、このお祭り。日中は暑いので、夜に遊ぶんですね。

竹馬もありましたよ〜

▼夜のお祭りが開かれる公園「Alun Alun Kindul Yogyakarta」


夜ご飯はベジタリアン&ハラールレストランで


フライト長くて、ジョクジャカルタの街を歩きまくって、ドロッドロに疲れていた私たちは、ディナーでジョグジャ旅を締めくくることに。

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昼間は幼稚園で、夜はレストランになるというこの場所。
庭が開放的で、風の通る外の席はとっても気持ちいいです。

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疲れすぎて食欲がないわ...と思っていましたが、やはり愛のある食事は違う!一口食べただけで元気になりました。

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スープ、サラダを中心に、ベジタリアンなのにボリューム満点なディナーでした。上の写真は、インドネシアで生まれた大豆発酵食品「テンペ」。お肉のような食べ応えですよ〜!

友人のお友達さんも来てくれて、賑やかな夜。もっと長く一緒に居たかったけれど、ディナー後半眠くて半目だった私たちは、泣く泣く退散することに。笑


夜は、友人のお家に泊めてもらいました。

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猫ちゃんが2匹とヤモリが住む、素敵なお家でした!本当にありがとう。

▼これベジタリアンなの!?と驚き必須のレストラン


インドネシアに行くなら、蚊に気をつけよ!


蚊が、すごいです。はい。

とくにジョクジャカルタと、バリ島のウブドは強かった。海沿いのサヌールはそうでもなかったです。

この日の夜、涼しいから窓開けて寝たら、大量に蚊が入ってきて、夜中に電気ラケットでバッチバチ叩いて蚊を退治するハメに笑。

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起きたら尋常じゃなく刺されていたので、蚊よけスプレーやミスト、刺された後の薬などは必須でございます。

雨季と乾季、どちらも出るそうですので、お忘れずに!

▼蚊を叩きたくなった方はこちら。現地で買ってください。


早朝、ジョクジャカルタにバイバイ

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次の日、バリ島に戻るフライトは8時発。5時起きで再び空港へ向かいました。

短い滞在でしたが、ローカルの人たちの雰囲気や過ごし方を垣間見れて、感じることが多かったジョグジャカルタ旅。

日本にいるとほとんど感じない”宗教が密接した暮らし”を見て、宗教がある国とない国では、生きることへの価値観も大きく変わるのだと、新鮮に思いました。

観光地めいた場所が苦手で旅行といっても現地の人の暮らしを体験したいと思っている私たちにとって、ジョクジャカルタはぴったんこでした〜

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あと、バイクがすごい道でも、勇気を持って渡ることを学んだのでした。(このスキルは、のちのバリ島でも大いに役立ちました。)

ジョグジャカルタ、また来ます!



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森野日菜子*ライター
言葉で、日々に小さな実りを。そんな気持ちで文章を綴っています。