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バリ旅日記** ウブドからサヌールへ。森から海へと旅は歩む

2019年9月13日〜20日の1週間、インドネシアのジョクジャカルタとバリ島を旅してきました。
日記形式で、旅で出会って好きになった場所をゆるりと紹介します。

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朝の田んぼ道をお散歩

地域に根ざし、環境を汚すものを排出しないことを掲げてつくられた「mana earthly paradise」に宿泊していた私たち。

翌朝は、鳥たちのなく声で起きました。

朝、田んぼの方まで歩くと気持ちがいいよ、と教えてもらったので、彼と2人で歩いてみることに。

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ちょっと歩くと、一面田んぼの景色が広がり、空が一気に広くなりました。田んぼでは合鴨農法でしょうか。アヒルか鴨が田んぼを歩き回り、虫を食べたりフンをしたりしながら耕しています。

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狭い一本道なのにバイクがよく通る道で、通勤している地元の人たちが「hello」と声を掛けてくれました。

フルーツいっぱい!フレッシュな朝ごはんをいただきます

歩いていたらお腹が空いたので、宿に戻って朝ごはん。

フルーツ入りの全粒粉クレープと、グラノーラをお願いしました。

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壁もなく、さらりとした風が通るカフェは、とっても気持ちいい。天気のいい空をみながらの食事って、こんなに幸せな気持ちになれるんですね。

出発予定の10時まで時間があったので、お仕事Timeに。

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2人ともフリーランスとして働いている私たちは、PCひとつあればできるこの働きかたにバリでは大感謝。本当に、幸せすぎます笑(ボキャブラリー不足...)

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果汁100%のフルーツジュースを飲みながら、黙々とお仕事。
ちょっと疲れたなと思えば、すぐそばに高くて青い空と緑の庭があるその場所は、都内のどんなノマドカフェよりも仕事が捗るのでした。

世界中から子どもが集まる、グリーンスクール

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バリ島にある、グリーンスクールをご存知ですか?

日本ではインターナショナルスクールと捉えられている場合もあるそうですが、この学校はそんな領域にとどまりません。幼稚園から高校生までの子どもたちが、自然環境の中で主体的に、地域に根ざした学びを深めていくのがグリーンスクール。

わかりやすい記事をご紹介しますね。

私は、この学校でどのように、どんな顔で子どもたちが過ごしているのかが気になり、見学をさせてもらうことになりました。この場所は濃密すぎてnoteの一部では書ききれないので、詳細はまた別のnoteで!

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竹でできた校舎や、

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校内にあるオーガニックなカフェ、

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本格的なアクアポニックスなど。

子どもたちの写真は撮影NGだったのでお見せできませんが、学校のいろいろな場所で(教室だとわかりやすく区切られているところは少ない)学び、遊び、笑いあう姿がみられました。

子どもたちが主体的に学ぶことをすすめているグリーンスクールでは、興味のあることをプロジェクトにして深めたり、ビジネスにしたりと、大学のようなことを小さい時からしています。

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そのエネルギーの根源は、決められたことをやるのではなく、興味を深めていく楽しさを知ること。

小学生の年にたくさん遊び、自分の興味を追求していくことができるからこそ、その土台が作られるそうです。

「ここの生徒たちは、”将来どんなことをしたいか”よりも、”今何がしたいか”に目を向けているんだよ」

案内をしてくれたきみこさんに、そう教えてもらいました。

どうしても、”将来どんなことをしたいか”を考えて、逆算して今を見つめてしまう私。今を見つめるって、大事だってわかりながらも、なかなかできていないことなのですよね...

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お昼にから〜いポーク丼のようなものを食べました!おいしかった。

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昨日からバリをたくさん紹介してくれたきみこさんとは、ここでお別れ。息子さん2人を連れて移住したきみこさん、本当にパワフルで尊敬します!

海だ!レトロな雰囲気漂う海辺の街、サヌールへ

(帰国して早10日経った今この記事を書いているのですが、あまりの思い出の綺麗さに心がきゅんきゅん...はあ良すぎる旅だったなあ)

ウブドから、きみこさんご紹介の日本語ができるタクシーさんにお願いして、サヌールへ!

サヌールは、昔からあるビーチの街。クタよりは落ち着いていると聞いて、ローカル好きな私たちはサヌールに3泊することに決めました。

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宿泊は、「Thaman Bali Homestay」というアットホームな小さなお宿にしました。ビーチまでは自転車で5分ほどで、大通りまではもっと近かったです。

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4部屋しかない小さな敷地と、オーナー家族が日中はいるカフェが。ぽっちゃり体型のお兄さんが優しく出迎えてくれて、お部屋のことや蚊取り線香のこと、自転車を使ってもいいことなどを教えてくれました。

早速、自転車を借りて海へ!

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やっぱり、飛行機やタクシーより、チャリが一番!この地に足ついてる感がちょうどいいのですね。

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夜ご飯は、多国籍なシンドゥ市場

夜はローカル飯がいいね〜ということで、またまたチャリでいけるシンドゥ市場に行ってみることに。

日暮れまで時間があってので、またまたお仕事タイムです。

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どのカフェも空いてるしコンセントもあるし、本当に生きやすいです、バリ。

さて、お腹も空いてきた頃なので、シンドゥ市場に行ってみましょう。

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屋台のご飯の匂いが混ざって、もわりと熱気のある空気。この空気にお腹の中がトクリと動いて、生きてる実感とも思えるようなワクワクに胃袋を掴まれるのは私だけでしょうか。

お肉の串料理のサテ、ナシゴレン、ミゴレン、何かヌードルのようなもの、甘そうなもの。

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いろいろある中で、ナシチャンプルが食べられる屋台にしてみました。

「好きなの指差してくれたら載せるよ。載せた分だけがお会計になるから。」

そう言って、丁寧に料理を説明してくれるお兄さん。

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数種類のおかずを盛ってもらい、他のお客さんと相席のテーブルで食べました。

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どのおかずもちょうどいい辛さと味付け。野菜もたっぷりで、これ毎日食べます!って言いたいくらいでした。

と、ニッコニコで食べていた私たちに、横に座っていた欧米系に見えるおばさま2人が話しかけてきました。

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「Are you Japanese?」

おお、バレたか!という話ではないのですが、2人は私たちの「いただきます」の所作や食べ方を見て、日本人だと思ったそう。ブルガリア人だという2人は、それから日本の素敵さやブルガリアと日本のつながりをいっぱい話してくれました。

気軽に話しかけられたのは、きっと雑多な屋台の雰囲気のおかげでもあるはず。

日常の枠組みは捨てて、自由に人や文化と交流できるのが旅のいいところですね。

...

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というわけで、ウブドからサヌールに移動した1日でした!

また次回〜




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森野日菜子*ライター
言葉で、日々に小さな実りを。そんな気持ちで文章を綴っています。