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伊能忠敬の測量日記・現代語訳【1800年5月4日】〜測量15日目〜岩手

※写真は、Chat GPT 4oが作っています。

※江戸時代の暦で書いてます。


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同四日、朝六過より小雨、昼前後中雨、八ッ半頃雷一声、夜に入小雨・八里三十町沼宮内宿、(此間に渋民村有り、四里二十七町、渋民より沼宮内へ四里三町馬継止宿。

寛政12年5月4日、朝6時過ぎから小雨が降りはじめました。お昼くらいには中くらいの雨に、朝8時半には雷が一度鳴り響きました。夜は再び小雨が降りはじめました。

移動距離は八里三十町(32.4km)で、目的地は沼宮内宿です。

この区間には渋民村があります。

渋民村までの距離は四里二十七町(16.5km)です。

渋民村から沼宮内宿までの距離は四里三町(16.3km)です。

これらは馬の交代が行われる宿泊地です。(馬替え宿とも言われています。江戸時代の主要な街道には、一定の間隔で馬を交代させる場所があります。これにより、長距離の旅でも、重い荷物を持つことなく移動できるのです。)

歩いた距離:65.2km

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