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盛岡藩雑書・藩政日誌の現代語訳【1677年6月6日】


延宝5年 6月 6日 曇

浪人の「林権左衛門」が、
江戸から下ってきて、亥の刻(21〜23時)に
「井上作左衛門」の屋敷に到着しました。

同行していたのは、侍の

「能良十兵衛」
「谷長五右衛門」
「田鍋平左衛門」

ら11名です。

「権左衛門」は道具として
直鍵1本・両懸(道具箱)・挾箱を持ち、

「谷長五右衛門」は、
直鍵1本と挾箱を持っています。


「権左衛門」は乗物に乗り、
「十兵衛」は(解読不可)
「五右衛門」は乗懸に乗っていました。

その他に、懸荷が5駄ありました。

これらの者たちは、
鬼柳から花巻に向かう際、
御給人の「猪去弥平次」と「小野寺惣右衛門」
そして、同心の6人が付き添ってきました。

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