盛岡藩雑書・藩政日誌の現代語訳【1677年6月22日】
※当時の写真は、Chat GPT 4oが作っています。
※江戸時代の暦(太陰太陽暦)で書いてます。
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延宝5年6月22日 雨 当番:兵助
湯殿山からの進物
(進物とは、宗教的な行事、重要や正式な場面などにおいて、感謝を込めて贈る品物のこと)
明王院・東福寺に所属する、
弟子教智坊(僧侶が住む建物の関係者)と
長福寺の僧侶が同席しました。
以下は
大日坊と重蓮寺からの進物の覚え書きです。
1. 大殿様へ
◎大日坊から:御門札二枚、巻物一通、扇子二本が入った一箱
◎重蓮寺から:御門札二枚、巻物一通、扇子二本が入った一箱
2. 若殿様へ
◎大日坊から:御門札一枚、巻物一通、扇子二本◎重蓮寺から:御門札一枚、巻物一通、扇子二本
3. 鶴千代様へ
◎重蓮寺から:御門札一枚、巻物一通、扇子二本
4. 八弥様、おちょ様へも同じ内容。
(その他の方々へも同じ内容)
以上の通り、
代参の者(代理で訪問した者)は
本日登城し(城にきてもらって)
これらの品々をお渡しします。
目録も添付いたします。(品物リストもお渡しします。)