ごみ収集日

この辺りは基本自宅前収集なのだが、月に二回集積所で段ボール、洋服、新聞、紙パックの収集を行う。それを見渡せる場所にリビングがあるので、なかなか面白い人間模様が見えて、集積所が近いのも又一興なのである。

たまたまその曜日を平日公休日にしているため、リビングからの人間観察で楽しい朝を過ごしている。

以前よりも格段に段ボールごみが増え、季節の変わり目には衣替えで衣服が増える。自粛中の段ボールごみはそれはそれはすごい量だった。

ルールは当日朝8時までに置くこと。前日出しはある意味違反。しかしながら必ず夜中にやってきて出している人がいるらしい。当日朝に出せない事情もよくわからないが、雨風の強い前日はなおさら出さないで欲しい。何度飛んで行ってしまったごみをかき集め、翌朝までうちの庭に確保したとことか。

まあ、風が強い→ゴミが飛ぶを予測できない人はある一定数いて、自宅前から飛び散っているゴミをみかける。一歩外へでればわかるだろっ、と思うこともしばしばある。

出し方も、きっちり置く人、投げ捨てていく人、他人が出したごみも並べ直す人、段ボールを潰さず、結ばず汚い感じで出す人、どこのどちら様か知らない人が多いが、ふふふ、人となりが出てますよ、と独り言ちている。

もちろん犯罪なのだが、持ち去りをする人もいる。理解に苦しむが新聞とか衣類など。それも通りすがりの人ではなく、町内会の住民であるから余計にびっくりなのである。

ある時は段ボールの山に、あの商法で儲けられるひとがいる会社のものが出ている時期があって、誰だよあんな商売やってるの、と思っていたら意外に近くの人だったのを発見したり、未だに住所氏名をはがさずに出していて、駄々洩れですよ、個人情報が、な雑な人もいる。

ずーっとノンストップで観察しているわけでもなく、家事のついでにちらっとみるので、その瞬間をみるというのはごくまれなのだが、いろいろな事をいろいろな雰囲気でするんだなあ、人間って、という結論に毎回達するのだった。

総じていえば、いわゆるこの町内会近辺の人は常識が備わっており、変な出し方をする人は奇跡的に少ない方だと思われる。駅に歩いて行く間には、あらあら、この辺りの住人ってやつは・・という集積所もある。まあ、だいたいここ数年で増えた、単身者または民泊貸の集合住宅だけれど。

暑い中回収に回ってくださる方々、ありがとうございます。そして又二週間後に楽しませてもらおう。

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