hinako

在英10年、現在日本。洋書洋雑誌外商10年以上のパート。夫英国人、猫男子1匹と同居中。娘非同居。 好きな事:料理・猫・sailing

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在英10年、現在日本。洋書洋雑誌外商10年以上のパート。夫英国人、猫男子1匹と同居中。娘非同居。 好きな事:料理・猫・sailing

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  • 猫の話

    歴代の我が家の猫など含めた猫の話など。

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2年の月日がもたらしたもの 再訪 英国

そもそもこのNoteへの寄稿も2年ぶりだ。2年ぶりに英国を訪れている。そしてすでにテクノロジーの進化と情報量の洪水の中で溺れかけ、「老い」という現実をまのあたりにして辛くなっている。 便利になった。それはそうだ。だからこそ国と国との境界を感じることが格段に少なくなり、この何十年こっちの国にいた、又は来た時に感じた感動や不便さまでも、平坦にならされてしまって、怒りや喜びが極端に少なくなった。 例えば、こちらに来た時にしかできなかった事 ・TV番組やCMを見てなつかしがる(日

    • 備忘録:コロナ渦で英国へ行ってくる(待機終了編+特例郵便等投票)

      結局、待機解除の連絡が来た日が最終日なので、その日まではすべての義務を果たし、(連絡の文言の「今から」に翻弄されたけれど)翌日から解禁となった。解禁当日朝8時過ぎ、すでに通勤電車内にて最後の通知を受け取り、MySOSの画面もアプリの基本画面にあっさりと変わっていた。 最終日はおりしも第49回衆議院議員総選挙投票日だったが、投票所へさえ出向くことはできない。入国の手続きの中で、一枚の紙を渡されたことに気づいた。それが「特例郵便等投票の請求手続きについて」だった。コロナにかかり

      • 備忘録:コロナ渦で英国へ行ってくる(日本入国編2)

        入国もまた顔認証なので、あっという間に通り抜け、荷物を受け取る。そりゃ2時間前に到着した26人分の荷物だけなので、ターンテーブルは回っておらず、止まったままの上に放置されていた。そこから自分の荷物を探して受け取るのだから、大変楽であった。 荷物を受け取って出るまでは1時間40分ほどだったので、レンタカーの予約にはまだ時間があったが、あっさりとレンタカーまでたどり着いた。到着ロビーには警備の人たちがいて、おそらく大荷物で公共機関を使用しようとすると阻止されるのだろう。 レン

        • 備忘録:コロナ渦で英国へ行ってくる(日本入国編)

          帰国当日。最後の最後までつらい仕事をこなさなければならなかったが、(義父関係)時間配分的にはうまくいき、その足で空港へ向かう。 道も思いのほか空いていて、レンタカーを返しても出発時刻までまだ4時間もあった。やはりガラガラのヒースローターミナル3の、まだ航空会社の人も準備さえ始めていないチェックインカウンターの近くで時間をつぶす。 搭乗まで3時間を切るころにはボチボチ準備が始まったので、やはり気になっていたPCR陰性証明が、それで大丈夫かを早々に確認することにした。ダメでも

        • 2年の月日がもたらしたもの 再訪 英国

        • 備忘録:コロナ渦で英国へ行ってくる(待機終了編+特例郵便等投票)

        • 備忘録:コロナ渦で英国へ行ってくる(日本入国編2)

        • 備忘録:コロナ渦で英国へ行ってくる(日本入国編)

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          備忘録:コロナ渦で英国へ行ってくる(帰国(事前準備)編2)

          空港からは公共機関を使って帰れないので、迎えに来てもらえる親類はないし、選択肢は①自分の車で行って帰る②ハイヤー(タクシー)③レンタカーであって、価格を入念に調べた。本当なら自分で車で行って帰るのが一番楽なのだが、羽田空港ターミナルにとめると二週間では金額がすごいことになり、成田空港のように外部駐車場となると羽田の場合非常に選択肢が少なく、しかも現時点では国際線からの送迎は受け付けていないとあった。 ハイヤー(タクシー)は、自宅まで使うと空港駐車場の半額ほどだったが、金額の

          備忘録:コロナ渦で英国へ行ってくる(帰国(事前準備)編2)

          備忘録:コロナ渦で英国へ行ってくる(帰国(事前準備)編)

          今度は日本入国の心配だ。へらへらと空港へ向かって、はあ、とか言いながらフライトを終え、ふらふらしながらもバスとタクシーで家まで到達する。なんて平穏なもんじゃない。 もちろん日本出国前に相当調べて印刷するものはして、(96歳義父宅のプリンターの状態も定かではなかったので)日本帰国ファイルを作ってきた。 日本帰国に際して準備しておくものは以下のとおり ①スマートフォンへのアプリダウンロード https://www.hco.mhlw.go.jp/manual/pdf-jp/d

          備忘録:コロナ渦で英国へ行ってくる(帰国(事前準備)編)

          備忘録:コロナ渦で英国へ行ってくる(生活編2)

          買い物時に感じた変化。店舗によって本当に温度差が違うが、入り口と出口を別々に設定している店舗も割とあった。スーパーでもそういうところが(まだ)あった。まだというのは、床に、以前はやっていたらしい待ち位置とか入口出口のサインがかすれて残っていたりしたからだ。 以前からすでに現金での買い物よりカード等による支払が日本よりは断然多かったが、今回は特にタッチ払いがほとんどのように見えた。日本ならば各種会社がそれぞれのやり方でやるため、アプリなどの設定など非常に始めるまではめんどうく

          備忘録:コロナ渦で英国へ行ってくる(生活編2)

          備忘録:コロナ渦で英国へ行ってくる(生活編)

          レンタカーの送迎待ち場所はガラガラで、同時刻に到着した中東からの便からの数人と私たちだけだった。ピリリとした寒さの外気に竦むが、まずの洗礼はタバコの匂いのパンチだった。外ならどこでも吸うし、喫煙人口もこのバカ高いたばこ代にもかかわらず多い。 だいたいこの便に乗るとちょうど通勤ラッシュで激混みの高速道路M4、M5を通らなくてはならないので苦痛なのだが、意外に空いていてよかった。 この部分は語るとの長くなるので端折るが、予め2週間分の予約をしておいた民泊場所がドタキャンされた

          備忘録:コロナ渦で英国へ行ってくる(生活編)

          備忘録:コロナ渦で英国へ行ってくる(出発から到着編)

          出発はいつもどおり地元駅バス停より空港バスで向かう。帰国後の待機ルールにより公共機関を使って帰ることは許されないので、本当は自家用車で行きたかったのだが、あいにく空港駐車場はべらぼう高いし、羽田周辺へ預けられる外部駐車場は軒並み国際線はやっていないとなっていた。ちなみに数週間前に帰国した友人は自家用車で成田空港を利用し、外部駐車場で良いお値段でとめられたそうだ。 最寄り駅からの空港バスは同じ駅から4人、次の駅から3人の乗車で、国際線のあるターミナル3までは行かなかった。ター

          備忘録:コロナ渦で英国へ行ってくる(出発から到着編)

          備忘録:コロナ渦で英国へ行ってくる(準備編)

          単純に今回の旅の記録を残しておきたくて書いている。 コロナ渦で海外渡航をするということの真実。ビジネスでもなく、家族や自分たちのための渡航だ。ほとんど楽しみはなく、義務だ。出張と呼んでいる。 日々各国の感染状況は変わり、政府が掲げる対策も刻々と変わるご時世だ。 今回決断したのは、英国側が10日間の待機期間を撤廃するというニュースが入ってきてすぐのことだ。そんな時期が来た時のために、年齢的にまだワクチン接種が公には周知されていなかったときに運よく接種でき、ワクチン証明書も

          備忘録:コロナ渦で英国へ行ってくる(準備編)

          削る

          昨年あたりから、本当に突然、しかしじわじわと鰹節削りたいという欲求が芽生えてきていた。 ネットで調べて買う寸前までいってそのあとちょっと忘れちゃったり、又思い出してみたりと、ゆるゆるとどこかに鰹節削り器を買って削りたいという思いがあった。 友人と買い物へ出かけた昨年の秋、厳選された調理器具を扱うお店の削り節器の前でくぎ付けになった。正直、その場で買えない値段でもないし、周りには決めるの早っと言われ驚愕されている私が、即購入を躊躇していた。 そしてなぜか器ではなく節を購入

          距離

          今年も新年は日本で迎えた。もはや初日の出初詣にもこだわらず、その時の気分で正月っぽいこともするかも、な毎年だ。 我が家の基本はクリスマスは英国、新年は日本ということになっている。つまり、あっちの家族とこっちの家族の重要行事にはどちらも参加できるという恵まれた環境を、早27年続けていたことになる。 今年は、それが叶わなかった。 当然今年も英国で迎えるはずだったクリスマスは、日本で過ごすことになり、あっち風をなるべく守るための努力をし、っぽくすごすことができた。でもそれは重

          哺乳瓶

          キッチンの便利グッズは24年ものの哺乳瓶だ。 娘が赤ちゃんの頃から現在まで使用し続けている。もちろん最初は本来の用途、娘への授乳に使っていたが、乳離れしてからは軽量カップがわりに使っている。 我が家の場合、日本から英国へ、そして日本へと国間の移動も2回しているにもかかわらず、その道中も今も持ち続けているものこそが、本当に必要なものなのだ、という感覚がある。 多くは感傷的な理由により、必要でもないかもしれないけれど30年近く持ち続けているものもあって、それでも最近はだいぶ

          哺乳瓶

          昭和の宴会を再現できる外国人

          夫は日本在住イギリス人である。 石をなげれば外国人にあたるというくらい、この辺りでは在住外国人がうじゃうじゃいる。そして西洋的なものへあこがれる日本人たちは、そっちの人たち(西洋文化)に合わせるし、そもそも昭和の習慣的なものも知らないので、その外国人が日本の文化の洗礼を浴びる機会も少なくなったと推測できる。 夫は1991年に日本へやってきた。政府機関のご招待だが、都会?田舎?の二択を迫られ田舎を選んだ人である。そして配属されたのは東北エリアの村。住所には字がつく場所である

          昭和の宴会を再現できる外国人

          ごみ収集日

          この辺りは基本自宅前収集なのだが、月に二回集積所で段ボール、洋服、新聞、紙パックの収集を行う。それを見渡せる場所にリビングがあるので、なかなか面白い人間模様が見えて、集積所が近いのも又一興なのである。 たまたまその曜日を平日公休日にしているため、リビングからの人間観察で楽しい朝を過ごしている。 以前よりも格段に段ボールごみが増え、季節の変わり目には衣替えで衣服が増える。自粛中の段ボールごみはそれはそれはすごい量だった。 ルールは当日朝8時までに置くこと。前日出しはある意

          ごみ収集日

          夏だ、海だ、観光だ

          表題のような気分にはもう数十年なっていない気がする。そもそも住まいがこれにつきるという場所だからというのもある。 常にそこにあるものから脱して、いつもと違う環境へ行くことがレジャー。とすれば、やっぱり私は山へ行きたい。今すごく山な気分だ。 ところが今週全部休みなのだけれど、コロナ渦ということも影響したうえで、故郷へ帰らず近場で過ごすというニュースが連日放送されているわけで、ということは自宅及びその周辺は狂気の沙汰であり、近辺の山道もそれはそれは渋滞だろうし、帰宅時にはさら

          夏だ、海だ、観光だ