備忘録:コロナ渦で英国へ行ってくる(日本入国編2)
入国もまた顔認証なので、あっという間に通り抜け、荷物を受け取る。そりゃ2時間前に到着した26人分の荷物だけなので、ターンテーブルは回っておらず、止まったままの上に放置されていた。そこから自分の荷物を探して受け取るのだから、大変楽であった。
荷物を受け取って出るまでは1時間40分ほどだったので、レンタカーの予約にはまだ時間があったが、あっさりとレンタカーまでたどり着いた。到着ロビーには警備の人たちがいて、おそらく大荷物で公共機関を使用しようとすると阻止されるのだろう。
レンタカーは翌日まで借りていたが、あまりに早く済んだので、もしかしたら当日中に返せるかもと、早々に家へ向かう。まあまあの事故渋滞にあったものの、どうやら当日中に返せそうだった。なにせ翌日だとコインに止めて朝も起きなければならないので、家へついてお留守番していた猫(キャットシッターさんへお願いしていた)へ挨拶もそこそこに返却へ行き、閉店20分くらい前に滑り込んだ。
案の定絶賛時差ボケ中の帰国翌日、結局位置情報確認の通知で目を覚ます。1日2回の現在地報告と1回の健康状況報告、1回のビデオ位置確認がこれから2週間にわたって義務付けられている。誓約したからには遵守しなければならない。
在宅の夫は義務を遵守しながら仕事をしている。私は11月から復帰予定なのでグダグダ過ごしている。つまらない。散歩へも行くことは許されない。ただし、10月より緩和となって助かった、3日間ホテルで待機がなくなって本当に良かったと感じた。家にいればやることは探せるし、不便はまだ少ない。
なんだかんだ面倒くさがっていても、やはり義務は怠らずに続けていたが、数回の義務を忘れたか何かした知人宅に、本当に警備会社の人がやってきた話も聞いていた。
そしてこれもまた10月から可能になった、ワクチン接種者の待期期間縮小の存在だ。本来14日間を費やすところ、ワククチン接種者で待機10日目以降に自主的に行ったPCR検査の結果が陰性ならば、それを提出し認められた日が待機最終日となるというもの。
私はちょうど10日目が10月30日なので、さっそく徒歩で行けて、しかも土曜日もやっていて、短時間で結果の出る場所を選んで出向き、15000円をかけて名前入りの証明つきの翌日9時までを選び、検査を受けてきた。ちなみに政府公認の機関のリストがあって、それ以外でやるとさらに手間がかかりそうだった。幸い私に一番近い機関は登録済みだった。
当然ながら(ここ数週間で何回のPCRをうけ、人と接していないのだから)陰性で、連絡が夜10時過ぎに来たので、そのまま結果をスクショして、所定の手続きをした。やり方を探すのに数分かかってしまったが、MySOSのホームにある「日本へ入国・帰国した皆様へ(HCO)」にやり方が記載されていた。
MySOS右上の設定から「特別な状況の届出」をクリックし、分類から「待機緩和のための陰性証明」を選び進んでいく。私は届け出が夜10時過ぎだったので、翌日10時まで画面は変わらず、10:02くらいに待機最終日が10月31日に変わった。その日まではいつも通りのチェックがくるが、つまり、晴れて翌11月1日から仕事へ行けるということになった。