備忘録:コロナ渦で英国へ行ってくる(生活編2)
買い物時に感じた変化。店舗によって本当に温度差が違うが、入り口と出口を別々に設定している店舗も割とあった。スーパーでもそういうところが(まだ)あった。まだというのは、床に、以前はやっていたらしい待ち位置とか入口出口のサインがかすれて残っていたりしたからだ。
以前からすでに現金での買い物よりカード等による支払が日本よりは断然多かったが、今回は特にタッチ払いがほとんどのように見えた。日本ならば各種会社がそれぞれのやり方でやるため、アプリなどの設定など非常に始めるまではめんどうくさいと感じるのだが、英国の場合は、そもそもデビットやクレジットのカードで払っていたものを、同じカードで30ポンド以内ならタッチでOK、暗証番号の入力などいらない。
日本のカードにもこの機能はついているが、クレジットカード払い機械にもそのマークを見かけるし、TVコマーシャルでもやっているのに、実際使えた経験はまだ私にはない。
なので、日本のクレジットカードでもやってみて、ピッで終わる支払いの楽さにうれしくなった。これなら各種会社のアプリをクレジットカード会社や銀行と提携させなくても、もっと間を入れずにしゃらっと払えてよい。まあ、私がポイント集めにそこまで興味がないからかもしれないが。
これが店舗でのお買い上げの列にも影響しているように見えた。皆どんどん支払いを終えていく。レシートいらないとなれば最短だし、逆にメールへレシートを送るとなるとアドレスを告げたりするから長くなる。
町中にいる間は、人々のマスクなし今までどおりお楽しみライフにいささか引き気味にもなり、どこかのパブでオクトーバーフェストの恰好で大人も子供も大はしゃぎをしているのを見たときには、もはや苦笑しかなかった。
統計をきちんととったわけではないが、私的感想としては、裕福老人多めのスーパーではマスク率が高く、逆はまた少ないという印象。
慣れとは恐ろしいもので、じゃあ自分は常にマスクをしていたのかと言われると、していない時間の方が多かったように思う。
すでにクリスマス商戦が始まっているスーパーだが、意外に空いている棚が多かったように思う。それが流通の問題のせいなのか、まあまあ品出し怠っているせいなのかわからないと思ってしまうのが、英国。
何度もしつこいが、今回は義父のあれこれをすることが最大の目的で、正直自分たちが楽しむ時間などみじんもなかった。故に帰国へ向けた買い出しももはや楽しみではなく、やっつけ仕事になっていた。こんなに楽しくないスーパー帰国買い物は初めてだし、やはり思考回路も壊れていたので、忘れたものもたくさんあった。
それでもあっという間に帰国日が近づいて来る。
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