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備忘録:コロナ渦で英国へ行ってくる(日本入国編)

帰国当日。最後の最後までつらい仕事をこなさなければならなかったが、(義父関係)時間配分的にはうまくいき、その足で空港へ向かう。

道も思いのほか空いていて、レンタカーを返しても出発時刻までまだ4時間もあった。やはりガラガラのヒースローターミナル3の、まだ航空会社の人も準備さえ始めていないチェックインカウンターの近くで時間をつぶす。

搭乗まで3時間を切るころにはボチボチ準備が始まったので、やはり気になっていたPCR陰性証明が、それで大丈夫かを早々に確認することにした。ダメでも、すぐそこにある検査機関でやって間に合う時間だったから。

案の定2点を指摘された。鼻ぬぐいの表現が日本のフォームではなく、検査機関の証明書の表記では不十分ということと、日本のフォームに機関印がないこと。機関印については逆に検査機関の結果にそれらしきものがあったためOK、鼻ぬぐいについては、サインのある日本のフォームのチェックを信じてOKとなった。

なにしろその部分がとても気になっていたので、解放された気分で出国する。やはり免税店などは閉まっている店も多く、(特に高級ブランド系)なんちゃって寿司チェーンは結構人が入っていた。普段なら日本便があればそこら中楽しそうな日本人であふれる椅子エリアも閑散としている。

時間通り出国ゲートへ行くと、やはり待っている人数がこれですが・・という光景で、優先順位分けて搭乗案内しなくてもよいんじゃないかと思えるほどの、速攻搭乗完了となっていた。到着の際のアナウンスで26人の搭乗者だったことを知った。

往路と同様ガラガラの機内に規定の客乗で定刻通り出発する。いつもと違いのは、やはり帰国に際して必要な書類を配られること、準備確認を今一度しておくべきという事だろう。しかし一人一列を使えるとなると、消耗しきっていた心と体は悲鳴をあげていたのか、爆睡ののち、起きたころにはもう二回目のご飯も終わろうとしていたころだった。いかんいかん、これからの手続きのためにちゃんと目を覚ましておかなければ、と今一度自分を律した。

スイスイと飛行機を降り、表示された通り、ガラガラのターミナルを進んでいく。まず求められたのが検疫の質問票のQRコード。そこから先は用意した書類に基づき、何度も対面の確認が行われ進んでいく。対応してくれたスタッフは皆かなり若く、学生バイトかなにかであろうか。日本語が第一言語ではない方々も数人いた。

アプリの設定はその場で手取り足取り一緒にやっていくスタイルなので、戸惑いもなくスムースに進められる。

もう一度て記しておくが、この過程でPCR検査について細かくみられているという感覚はなかった。搭乗前にはもし確認された場合は、の想定をカウンターの方とやっていたのだが。

途中唾液の検査を経て、それぞれの書類を提出したり書き込まれたり、印を押されたりを繰り返し、検査結果の待合場所に到着する。もうその頃には自分の検査番号に近い結果受け取り番号が表示され、ちょっとトイレへ行ったくらいで結果受け取りとなった。陰性の証明をもらい、荷物受け取りとなった。

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