薬の魔物(くすまも)について語る、その2
前回はこちら
薬の魔物の魅力を語る
前回は、薬の魔物の世界への入口として、世界観や設定について触れてきました。
今回は、もう少し詳しく、薬の魔物の魅力について語ろうと思います。
美しさという魅力
薬の魔物の書籍、コミカライズをご覧になられた方なら、その美しさをご存知かと思います。
キャラクターの美しさ
背景の美しさ
描く側の先生方には、ものすごく大変なことと思いつつ、繊細な描き込みに、いつ見ても見惚れてしまうくらい、美しい。
魔物などの人外者は、その美しさも高位の証なので、今後出てくるキャラクターにも注目です。
作中の大切な場面で、よく植物が出てきますが、どんな植物なのかを説明する桜瀬先生の文章も美しくて、想像力が刺激されます!
コミカルという魅力
美しいファンタジーという面も、薬の魔物の魅力。
そこに、コミカルさがあちこちに散りばめられているのも、薬の魔物の魅力だと、私は感じています。
例えば
この声の表現。
誰がどのセリフを話しているかは、読み進めてからのお楽しみ……と思いましたが、少しネタバレをしますね。
こんなイメージのキャラクターの鳴き声……
(どうやって鳴いているかは謎…)
この『ボラボラ』という生き物……?は、作中で何度も出てくる季節の風物詩のような一面と、とある事件に絡む一面などがあり、ファンの間でも人気の高い……好まれているというより面白い存在??
とにかく、謎のキノコのような生き物『ボラボラ』も登場する、と思い浮かべるだけで、冒頭の『美しい世界』だけじゃない……ということが伝わるでしょうか。
この『ボラボラ』以外にも、ファンに愛されている小さな生き物たちがいて、それらは、まだまだ先の登場になりますが、少しだけ先のお楽しみについて触れますと
某人気作品の『ねずみが出るまで読んで!』と同じ意味で、『銀狐が出るまで読んで!』と、私からは強めにお勧めしておきますね。
その他の魅力
美しさ、コミカル、それ以外にも薬の魔物の魅力はたくさんありますが、長くなるので今回はこの辺りで……
そうそう!
薬の魔物の解雇理由の4巻が発刊されたんです!
画像にもあるように、今回4巻からは
ウィーム出版様からの発刊になり、この記事を書いている10/7現在は、同社のオンラインサイトでのみ取り扱いとなっています。
書店での取り扱いは、まだ先のようですので、早く読んでみたい方は
下記のウィーム出版様のサイトからご購入をお勧めします。
……こちらの記事を読まれている方の中には、もしかしたらご存知ない方もいらっしゃるかと思いますので、少しだけ説明させてくださいね。
とても悲しいことですが
原作者の桜瀬彩香先生は
2022年3月29日に、急逝されました
その後、書籍やコミカライズが出版されたことに関しては、
先生のご家族様、担当編集様など、残された関係者の皆様がご尽力くださり叶ったことでした。
そして、今回、別の出版社である
ウィーム出版様からの発刊については、公式サイトで丁寧なご説明がありましたので、そちらをご覧ください。
Twitter(X)も開設されていらっしゃるので、アカウントお持ちの方は、フォローされますと、最新情報を知ることができますよ。
では、今回はこの辺りで……。