今日、本当の世界を見た。

たまに、自分や誰かの当たり前がすごいと感じる。

今日、朝起きて、夢で見た話で自分ってすごいなって感じた。
今日の夢は、友達と会って雑談をしている、そんな夢だった。でも、朝起きた時、怖いような、感動のような、なんだか、言葉に表せない気持ちになった。

何百といる友達や、大好きな人、よく話を聞いてくれる人、尊敬する人の名前を覚えて、この人はこの名前だってわかっていること。そして、自分にとってそんな人がいること。

私たちにとってこれらは、普段何気なくやっていることだし、当たり前すぎてすごいことだなんて思わない。だけど、ふと、日常を、当たり前を考え直した時、今までそれをやっていたことに、驚きを隠せないし、びっくりする。その時、私はやっと本当の世界を見た気持ちになる。

物の使い方がわかること。
言葉がわかること。
気持ちを伝えられること。

気持ちを伝える相手がいること。
家族がいること。
友達がいること。

やりたいことにチャレンジできる環境にあること。
たくさんの人に恵まれていること。
夢を持てること。
行きたい学校があること。

毎日安心して過ごせること。
毎日起きておはようと言える存在がいること。
毎日なんの心配もなく外に出られること。
毎日ただ笑って過ごせること。

私の毎日は、当たり前にあって、明日死ぬかもしれないと寝ることを恐れたりすることはない。これは、すごいことだ。

今日、私は本当の世界を見た。