#3 自分でも気づけていなかった“被害者意識”について
ものすっごいたくさんの気づきを得て、素晴らしい体験になったAkane Nishimuraさんのリトリート。気づいたことや体感したことをひとつずつ残しています。
今日は【自分でも気づけていなかった“被害者意識”】について。
被害者意識っていうと、「○○のせいだ」とか、他責?みたいなイメージがあるんだけど、正直言うと、私にはそんな意識はないって思ってたのね笑。自責で物事を考えるタイプだって思ってた。
でも、今回のリトリートで気づいた。私、めちゃくちゃ“被害者意識”あった。
リトリートのワークで私が深堀りしたのが、お父さん。なんだけど、口から出てくるのは、お父さんに言われたこと、されて嫌だったこと、大人になった今でも引きずっていること……。もう永遠に、「不満」ばっかだった。「お父さんのせいで大人になった今でも苦しい」とかね。めちゃめちゃ被害者意識。
散々不満をぶちまけて、しばらくして軌道修正をしてもらったんだけど、そこで言われた一言が「本当は、お父さんにどうしてほしかった?」
すっっごくハッとした。そっか、私の望みはなんだっけ??優しくしてほしかった。ただただ話を聞いてほしかった。いつも笑顔でいてほしかった。望みは、私の本心。口にするたびに癒されていく感覚がした。(もう涙、涙、鼻水)
そして、さらに一言。「お父さんは神じゃないよ」
……え、衝撃……。このときのズドーンは忘れられない。あの頃は家のなかでお父さんが神(絶対)だった。お父さんの雰囲気が、家庭の雰囲気のすべてだった。お父さんの存在があまりにも絶対だったから、“自分が”そういう視点でお父さんを見ていたから、ずっと苦しかったんだ…。
あまりにも大きな気づきが次々とくるから、しばらく放心状態に。自分のことって、わかっているようでわかってないものだなって思った。被害者意識なんてないと思っていたのに、しっかりあった。
今まで蓋をしていた怒りや不満。ぶちまけてもいいけど(やっぱり出さないといけない)、味わいきったら「で、どうしたいんだっけ?」ってちゃんと自分の望みに目を向ける。被害者のままで居続けない。このプロセスはとても大事だし、今後も活かしていける。