ちょぼらうにょぽみ『あいまいみー【83】』 ステルスリアクション・エクストラ044
(ステルスリアクションとは、見えないリアクションである。表向き別の事を表現しているように見せながら、同時に、特定の何かに対するリアクションとしても意図された、そのような表現方法なのだ)
(ご注意・本稿ではちょぼらうにょぽみ『あいまいみー【83】』のネタバレを含みます。閲覧の際にはあらかじめご了承ください。表紙画像と本文は一切関係ありません。また、登場人物や組織の実名は伏せられている場合があります。そして、明かしづらい内容は不明瞭な表現となっている場合があります)
前回のSREはこちら(関連リンクは末尾を参照)。
『あいまいみー』の前回はこちら。
また本稿においては「西尾・忍殺」を重要な関連資料として参考して頂きたい。
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・探偵もの
僕は以前ミステリの物語構造の図式化に触れた事があった(参照)。
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・ヤンキーっぽい
・根本から勘違いしている
サーフィンまでしていてアメリカンな風だが、まぁふざけた真似をしているという意味でベータロンだろうか。
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・流し素麺
『闘将!!拉麵男』の第1話を観てふざけたツイートをした事もあったが、その回で登場するラーメンマンの父がソーメンマンなんだよね……。
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・合わせてくれない
確かにこっちも向こうも相手の思惑通りの反応はしなかったなー。
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・あまりのバカっぷりに完全無視
忙しいと相手にしてられないからなぁ。
いちいち批判してリソース食われる割に効果もないよりはきっちり成果出していく方が先も拓けてくるだろうしねぇ。
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・実力でやってない
運というかよく分かんないやり方でトントン拍子にうまく行っちゃった感じかなぁ。
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・ケンカ売ってからの笑顔
愛は可愛く描かれてるけど、実際には笑って誤魔化されただけだったからなぁ。
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・ドキドキ
そんなに胸をときめかせる事なのでしょうか……(誰が誰に?)
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・誤解
・行き違い
思い込みの激しい人って相手するの難しいよ。ていうか軌道修正して元々行きたかった方に向かわせる事そのものが不可能なんだよ。
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・追い出し
・聞く耳を持たない
多分本当にベータロンはあれだけやっても僕が縋りついてくると思ってたんじゃないかな。状況見てればそんな余裕かましてる場合じゃないって外から見てても分かったんだけど。結局もうリードする力は失ってるみたいだし。
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・勝手に悲しまれる
いや僕悪くないしなぁ……。もうちょっとなんかこう、段階とかあれば分からんでもないんですが。
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・野宿で適応
結局プランBみたいなもんですよ。辛いように見えて、こうなる覚悟がなかったわけでもないから。
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・蚊に刺される
どうしても守りが弱くなるし、嘗めてくるからパクリに躊躇いがない。
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・相手に似せたものを無意識に作ってしまう(内容を寄せてきている)
ああいう人達が寄せてくるのはまったく無意識ではないんだけども、ちょぼ先生はなんか楽しそうなので何よりです。
無意識にステルスリアクションっぽくなっているんだとしたら、それはそれで何か新しいっぽいのでいいのではないでしょうか。
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・嫌われた
・手作りの代用品
あんまりディテールを書きたくないんだけど、ちょぼ先生はそういう路線で攻めてくるって事ですか。
セーフ、セーフです。
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・嘔吐と失禁
今回のトイレネタ。というかあいまいみーは毎回のように尿が出るので平常運転にも見えるのよね。
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・説話的な展開(キリスト教的 SRE001 026は時間的にギリギリか?)
お決まりの、そしてだからこそ物語らしいシークエンス。僕の書いたので物語構造論的な内容があるのも関係するかなぁ。
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・大きな目的でいきなり出鼻を挫かれる
僕も行ってみたらいきなり断られたりしたもんだけど、ベータロンもいざとなったらうまく行ってないんだよなぁ。
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・誤魔化し
・なり替わり
流されてるうちに何かわかんない方に行ったりする巻き込まれ型。なり替わりは物語構造論かな。「変身」「変装」「姿の変更」辺り。
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・押し通す
どこかで必ず無理が来るものですけどもねぇ。
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・思ったより大事になった
・トイレネタ
いざ話を聞いてみると「これはどうもシャレにならん事になってるぞ」と気付いても後の祭りという。引くに引けなくて押しに押してもロクなことになりません。
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・数が多い
ベータロンのやらかしの数か、僕のSREの数か。
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・つづく!
まぁ毎回毎回(続く)って入れてますけども(あいまいみーも前後編の時あるけど)。
(続く)
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あいまいみー関連リンク
まんがライフWINの連載『あいまいみー【83】』 (宇宙探偵と編み物の回)
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第20話 最終回「あとがき もしくは『アンエクスペクテッド・ゲスト』」(あいまいみー篇) 西尾維新を読むことのホラーとサスペンス、ニンジャスレイヤー、そして批評家の立場と姿勢の話だったヤツ
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