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理工系を盛り上げましょう!
政府は理工系に学ぶ学生の割合を35%から50%に引き上げる目標を掲げて、様々な財政支援や規制緩和をしていくとのことです。
率直に大賛成です。
50%どころか、60〜70%位にまで達成して欲しいとも思います。
合わせて、工業系の高校(理科・工業系学科)への実験実習設備の整備や、そこで学ぶ生徒の国公立大学進学への門戸拡大なども進めてもらいたいと願います。
さて、「工業立国」という言葉。
もう昔のことだと感じている方も多いのではないかと思います。
しかし、今一度考えてみたいのです。
わが国日本は何によってここまで発展・成長してきたのか。
数々の産業の中でこの国を豊かにしてきたのは何なのか。
紛れもなく「工業」だと言えないでしょうか。
「日本は原油や鉄鉱石などの資源に乏しい。ならばそれらを輸入して、製品として加工して輸出しよう。」
とても理にかなっています。
また、高性能な製品や技術の開発、人財育成、研究などを進めていくことで、それらを海外に売り込むことも出来ます。
私の専門である「土木」においても、日本の技術は海外で高評価を得ています。
一方、内需に関しては、「日本列島改造論」にあったように、インフラ整備を進めていくことがとても肝要であると感じます。
その理由に関しては私の過去のnote記事を御覧ください。
「この国の特性を理解し、カテゴリーを特化して強化していく。」
魅力の向上や個性を発揮する上で、とても重要なことではないでしょうか。