10月27日はテディベアの日
「テディベア」という名称の由来となった、19世紀初頭のアメリカ合衆国大統領、セオドア・ルーズベルト大統領の誕生日である事から、この日はテディベアの日です。
テディベアというのは、クマのぬいぐるみの総称です。
熊というと獰猛な肉食動物としてその恐ろしさは広く伝わっているものですが……なぜかぬいぐるみは皆一様に可愛いですよね。
フィクションの熊も大抵そうです。
熊のプーさんは可愛いですよね。
「バンジョーとカズーイシリーズ」のバンジョーは礼儀正しい好青年です。
「くまみこ」のナツは体毛に守られた愛らしい動物です。
「ポケモン」のヒメグマは言わずもがな。
「熊は可愛い」という表現は、もはや何のギャップにもなりません。人々の心には獰猛で恐ろしい現実の熊と、愛くるしくて可愛らしい虚構の熊の二種類が混生しているわけです。
現実とフィクションの区別なんてつけなくていいんです。可愛い熊だって、まぎれもなく共同幻想という名の現実なのですから。
さて、個性的なテディベアの使い方をしているゲームを紹介します。
気を抜けば「MOTHER」の宣伝をしてしまいます。ので、どんどん気を抜いていきたいと思います。
「MOTHER2」において、二人目の仲間であるポーラ。
彼女がパーティーに加入する際、熊のぬいぐるみを持ってきます。この「ぬいぐるみ」というアイテムはただの人形ではなく、隊列に加わって後ろについてきてくれます。めっちゃ可愛い。
しかも実用的で、持っているだけで敵からの攻撃を引き受けてくれます。耐久力が設定されているため無限というわけにはいきませんが、仲間が少ない序盤では心強い味方です。
なお、中盤になってくると「つよいぬいぐるみ」が登場します。一体何が強いんでしょうか。この辺り、製作者である糸井重里氏の遊び心が詰まっていて、すごく好きです。
あ、ついでに最近出版された「MOTHER」のファンブックを紹介します。
オフィシャルなファンブックであるこの本は、著名な漫画家先生やイラストレーター、果てはゲームクリエイターの方々が「MOTHER」について熱く語っている他、糸井重里氏のインタビューも掲載されており、ファン必見です。いやほんとに、作品愛に溢れた一冊でした。
ゲームともどもオススメです。
そういうわけで、明日はテディベアの日。家にあるテディベアを抱きしめて眠りましょう。
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