八月の読書合宿プラン
6月と7月は、仕事とプライベートの予定がバッチリと入っていたのですが
今週になってようやく余白の時間が増えてきました。
嬉しい♡
職場の8月のシフトも出たので確認して見たら
なんと!三連休があった~!
わたしの職場はいろいろと好条件なのですが
お休みの自由度が低く
なかなか三連休は取れないので、ちょっと嬉しい♡
この三連休、ちょうど世間の夏休みと重なるので
ディズニーランドも信州も
今から決めるにはあまり良い手とは思えず
とはいえ、都内で遊ぶのもなぁ…
あたし、何したいんだろ?
今、一番したいことなにかな?
と思いを巡らせてみたら
ポッと浮かびました。
「そうだ!読書合宿をしよう!」
思えば、わたしは二十代の頃に
職場の夏休みになると実家に帰り
すべての休み日を読書に費やしていました。
食事の時間以外は全て本を読んで過ごす。
母の本棚からミステリーを取り出して読む。
児童文学を読む。
ゴロゴロしながら読む。
次に読む本を傍らに置いて読む。
そんな時間に一番癒されていました。
あれをやろう。^^
そうイメージしただけで
もう、ニンマリとしてしまいます。
「読書合宿をどこでするのか?」は
ただいま検討中です。
いくつか候補はあるので、没頭できる場所を選んでみたいと思います。
ほんとうは自室が一番良くて
居心地もいいし、フリードリンクだし( ´艸`)
なんなら昼寝もできるし。
ただ、わたしの心の中で
「2023年、夏の読書合宿、楽しかったよねぇ」
と想い出す時に
読書している自分の姿の背景が
海だったり森だったり、なにかしら非日常なシーンだったら
とっても素敵なんじゃないかな?
という気持ちもあって、検討中なのです。
楽しい。
こういうプランを考えている時間。^^
読む本の候補は、たくさんあるので困ってはいませんが
三日の内、一日はテーマを決めて読むのも面白いかな?とも思っています。
先日、父の家に行った時に
「これ、古本屋に売る予定の本なの」と見せられた本がありまして
その中に、昭和44年あたりの将棋の観戦記がありました。
これが、とっても面白かった!
つい、その場で開いたら、読み耽ってしまい
「そんなに気に入ったのなら、古本屋に売るのは見送ろう」
と、10冊ほど取っておいてもらいました。
和紙を手で綴った貴重な本で、当時の値段は18万円くらいしたそうです。
しなやかな和紙に黒いインクがとても目に優しく、読みやすいし
内容がとにかく興味深い。
昭和44年というと
米長邦雄や中原誠が30代。
対戦しているのは升田幸三、大山康晴、二上達也など
名人戦の記録は、まるで時代小説を読んでいるかのような
英雄感の漂う、情緒ある風情で
あっという間にその世界に引き込まれてしまいました。
わたしは将棋は全くできないのですが
それでもかなり面白かったですね!
当時の観戦記者の文章の力もあって
ゆっくりと過ぎていく時の流れの中に
緊張感と棋士の人間力が表現されていて、美しいと思いました。
その観戦記を書いている複数名の内の一人は、わたしの祖父です。
存命中には、たいへん可愛がってもらいましたので
時を経て祖父の文章に出逢い、感慨深いものもありました。
あの本を10冊読破したい気持ちも、やまやまなのですが
父の家には継母がいますので、入り浸るわけにもいかないし。
読書合宿に持ち込む本は
じっくり考えて選んでいこうと思っています。