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ジャカルタに来てみて、旅の感動は期待値とのギャップで、そのギャップは人が作ると改めて思った理由3つ
自分の気の向くままに、行こうと思ったところに行こうと思い、今日はジャカルタに到着しました。なぜジャカルタを選んだかと言うと、無料航空券が確保できたから。それと、どこかで、子供のころ周りに商社にお勤めのお父様がいらっしゃるお友達が何人かいて、ジャカルタという地名になじみがあったのも理由の一つです。あの頃の日本人が商売をしに行っていた都市はどんな感じなんだろう?
シンガポールで5スターホテルのサービスにがっかりしてしまって、あまり期待感もなく来ました。
ジャカルタは何の面白みもないところだよ、と言ってくれた人もいたし、危ないから気を付けた方がいいよと言ってくれた人もいた。何で行くの?っても言われた。
気が向かなくなればやめればいいやくらいに思っていたけれど、なんとなく来てしまった。
事前のホテルのやり取りでの印象は、いまいち。アプリはWhatsappをどうしても使いたいらしく、すごく無理くり誘導してくるのが嫌だった。そして定型文で返してくるから、5スターホテルのサービスじゃないな。AMAZONのチャットでももう少しましなんじゃないか・・と思うくだりは下記
~~~月餅の宣伝をしていたから、
日本まで持って帰れるなら購入したいけれどどうですか?(私)
→ あなたの名前と連絡先と支払情報と、いくつ何を注文するか送って下さい。(ホテル)
→ 購入するか決めるために、持って帰れるようなものか教えてください。(私)~~~
こんな感じだから何の期待もせずに来た。
シンガポールの空港送迎がちょっとなあ・・・と思ったのと、すべてこういう調子の対応だったから、空港送迎もキャンセルして自力でここまで。なんだ、結構どうにかなるじゃん・・・
すごく期待値は下がっている状況でホテルにやってきた私。
それが、もう今、感動で胸がいっぱい。それを3つ
1.お誕生日のお祝い
このホテルは、日本で気に入って泊まっていたホテルのチェーンだから、エリート会員に知らない間になってました。そこで、アーリーチェックインかレイトチェックアウトか特別なお祝いから2つ選ぶというときに、到着は遅いし、出発は早いから、消去法的に特別なお祝いしか選べなかった。ちょうど誕生月だから、誕生日のお祝いでと書いておいた。そんなことすら忘れていたのだけれど・・・・
お部屋に入ったらあちこちにHappy Birthdayの仕掛けがある。それが全部手作りで、本当に感動的。もうそれだけでも、生きててよかった!って思ったのだけれど、カクテルタイムで、さあ!デザート食べて帰ろうかと思ったところで、スタッフ4名でスモークつきのブラックスワンの飲茶のプレートを持ってきてくれてHappy Birthday!って言ってくれて写真も撮ってくれた。そのスタッフの笑顔がかわいくて、何よりそれが嬉しい。何の期待もないところにサービスして頂くとそのギャップはすごいね。
2.おなかが弱いと言ったら・・・
Welcome Drinkでパイナップルジュースを選んだら、ソーダを入れるかとか好みを一生懸命聞いてくれた。その時には氷入り。
カクテルタイムでスタッフの優しいお姉さんがお料理の説明をしてくれて、苦手なものはないかとか聞いてくれた時に、昔、Baliでおなか壊した話をしたの。多分お水がダメだったと思う‥と言って、生ものは避けるようにして気を付けるわと言いました。
そしたら次にお願いしたオレンジジュースからは氷無し。
水の悪い地域は氷を避けなさいと言われています。
こちらから言ったわけではなかったのに気を遣ってもらえたのが嬉しかったです。
3.マネージャーからのご挨拶
お部屋にWelcome Messageを書いてくれたマネージャーがご挨拶に来てくれた。もうラテンな感じの調子のいいオジサマ。明るくて心がほっこりする。続いて別のきっと偉い背広のハンサムなお兄さんもご挨拶に来てくれた。何でもサポートするから言って欲しい!って。言う気になるなる!!
旅館でおかみがご挨拶に回る、あの感じ。インドネシアでもやるんだ。
スタッフが親切でとてもやさしいから、何かあればスタッフの方々にお願いするわ、って言っただけで、スタッフが喜ぶから私のメッセージをみんなに報告するよ!なんて言って下さる。
ちょっと前のシンガポールの経験もあり、期待値がゼロに近い状況だったのもありました。けれど、本人も忘れていたようなお誕生日というイベントを一生懸命作り上げてくれたスタッフの方々のやさしさ、そういう積み重ねが感動を生む。そして、責任者自ら、サポートをするというメッセージを出す、そういう人が動くことが感動をもたらすということを改めて感じます。
私も人に何かお願いするときは特に、顔を見せてお願いすることを心がけてきました。しかし、最近お忙しい偉い先生との日程調整をする時に、もういいかなあ・・Zoomで・・・と気持ちが萎えることの連続です。それでも今回の経験から、やはり顔を見せてご挨拶を徹底しようと改めて思いました。