成田空港でウナギを食べながら思ったこと3つ
シカゴから帰ってきました。飛行機は8割以上埋まっていて私の座っていた座席は窓側に、相撲レスラーかと思うくらいの人が座っていて、その隣に大柄な日本人そして小柄な私。なんとなく、押されているような感じで(隣の人は決して失礼な人でも何でもない)、これで13時間絶えるのは辛いなあ‥やっぱり張り切ってエコノミーにチャレンジしたけど失敗かな??という考えがよぎりました。
結果的には、一番前の列でひじ掛けを上げられるところが空いていて、そこにCAさんが一番大きい人を誘導し、隣の大柄な人が窓側に行き、ちょっとゆったり帰ってきました。
それでも長い。ご飯は軽食含め3回出てきて、私は、機内はフルーツの食事にしておくことに決めていて、今回はがりがりのメロンとリンゴと毎回格闘することに・・・
飛行機降りたら塩辛いもの食べよって思って、検索したら私の大好きな一風堂さんのお店があると書いてあったので、よし!行くぞと思っていたけれど、結局レストラン街をうろうろしても一風堂さんは見つからず、ウナギの看板が見えたから入りました。
1.空港のレストランなのにこのうなぎのおいしさは素晴らしい!!
空港はお値段しっかり目でお味は・・・というのがほとんど。どこへ行っても素晴らしくおいしいと思う食事に出会ったことはありません。
そりゃあ、空港でしか時間の調整が出来ないから、みんなそこそこのお値段であったとしても払いますもん。ちょっと脱線しますが、アメリカでお荷物検査でお水を捨てないといけなくて、買い直そうとしたら。6.99ドルって書いてあるのを見て止めました。そりゃあ、いったん捨てないといけないから、買い直したいと思うわよ。それでもペットボトルのお水に1000円はないわ。
今回ふらっと入ったウナギ屋さんは、町中にあったとしてもリピすると思う。そのくらいふわふわでおいしかった。元気が出ました。そして疲れがどっと出た感じ。それは良い感じ。
昼間に成田で乗り継ぎして食べてから行きたい!当分成田経由はないけれど、そう思うくらいいいお味でした。
2.日本の物価は安いんだ。
私は奮発して、松竹梅の松を食べました。肝吸いをつけて6500円。いいお値段と思うのだけれど、アメリカでは普通のハンバーガーが3500円くらいだった。おいしいハンバーガーだったけれど、ハンバーガーはせいぜい1000円までの食べ物。それ考えたら松のウナギは割安です。(普段なら絶対食べないけれど、今回は明日からまた元気出そうと思って特別😊)
途中途中にお店があって、なんだか私が普通に買って帰りたいと思うものもたくさんありました。アメリカでは全然欲しくなかったけれど・・・あまりに高すぎて・・・
ちなみに私の泊っていたホテルはダウンタウンにあって、だからきっとアウトレットとかファストフードとかしかなかったかもしれません(昨日書いたことを一部訂正、タクシーの窓からちゃんとブランドショップも確認しました。
3.人の幸せはどこを基準にするかで変化するもの
突然こんな話ですが、いろんな国へ行ってみて、人が幸せと思うかどうかの基準はその環境に大きく依存することを痛感しました。今の時代は何でも満たされているから、かえって生きにくい。わかりやすくかっこいいバイクに乗りたいとか・・(GTOの鬼塚先生の言葉💛)、お母さんに楽をさせたいとか(ラモスが言っていた言葉)、もっと原始的な感情、女のことにもてたいとか・・そういうのがなくなっているから、どうやってモチベーションを保つかが難しい。
日本が国際基準から取り残されつつあることに、偉い人たちは危機感を覚え、何とか世界に目を向けさせるように様々お金をばらまいておられます。私も日本が取り残され、貧乏になっていくことに強烈な危機感を感じる一人ですが、一方で、今の人たちが何を幸せの基準に置いているか、そういうことをもっと理解していかないと、やはり日本は変わっていけないとも思うのです。
だって日本って素晴らしい国で、もし暮らすなら、日本以上に暮らしやすい国はそうそうないんじゃないかしら?突き抜けたお金持ちであればフランスでもどこでも暮らしていけるだろうけれど、医療事情や水や治安をすべてまるっとひっくるめて考えると、普通の日本人にとって、日本以上の国はないと思うのです。