飛行機の定時出発と到着遅延とその他もろもろ3点
飛行機はもろに自然の風の影響を受けてしまうもの。だから長距離の場合には特に、風が向かい風でぴゅーぴゅー吹いていれば遅れるのは当たり前。誰のせいでもありません。
それにしても、飛行場の混雑のせいなのか、マナーの悪い乗客のせいなのか、おそらく自然の摂理とは異なることがおこりすぎているような・・・と思えて、専門家の人から見れば、違う!という意見かもしれないけれど、書いてみたいと思います。
1.時間割がそもそも悪いんじゃない???
同じ時刻に出発する便がたくさんあって、絶対に同時に離陸できないのだから、そもそもそういう時間割を組んでいること自体がおかしいんじゃないのかしら?
覚えやすいようにキリのいい数字にしているのかもしれないけれど、絶対に守れない約束は、やはり違う気がするの。
飛行機の扉が閉まったらネットにはつながらなくなる。私もたまにギリギリまでアポ取りとかの連絡をやり取りしているときがあるのだけれど、そういう時に、どうせ動かないなら扉を閉めずに待っていてくれたらいいのに・・と思う。と言うか以前に、人を待たせるということに対して、少し遠慮がなさすぎるんじゃないかと思う。
2.切符に書かれている時刻が締め切り時刻の時と搭乗開始時刻の時があってよく見ないとわからない。
これは、私が失敗しそうになったから・・・さあ、そろそろ搭乗開始、と思って向かったら本当に誰もいない?もうほぼ全員乗ってしまって、いかにも遅刻の常習みたいなオジサマお兄様(僕は旅慣れてるぜオーラ満載!)に交じって搭乗する羽目に。
国際線と国内線と見た目は同じ搭乗券なのだけれど、よく見ると国内線は搭乗締め切りで、国際線は搭乗開始。
ギリギリ常習者はどうしようもないけれど、こういう不注意の凡ミスを防げるように何か工夫しておいてもらえるといいなあ・・と思った。
一方で、搭乗開始時刻より早い時間なのにラウンジで搭乗中にステータスが変わったから行ってみたら、全然準備が進んでいない。
搭乗が開始になったら表示がLast Callに変わったの。こういうのは私は好きじゃない。正直者だけが馬鹿を見るから。
ドイツのルフトハンザは時間になったらさっさと扉を閉めて滑走路に出ていく。だから、必死で乗りに行く。遅れている人を待つのは日本人の優しさだろうけれど、ルフトハンザ委のような姿勢も、それでいいんじゃないかな。
3.定時出発率とかでエアラインランキングを決めるのは良くないという意見はどうかしら?
定時出発率を気にしすぎると焦ってミスが発生するからよくないって記載を見ました。その理屈はわかるのだけれど、実際には、いい仕事をする人で時間に無頓着な人はまずいらっしゃらないんですよね。
飛行機も同じじゃないかしら?
絶対定時に飛ばそうと思って緊張感をもって仕事するか、まあいいやと思って遅れを常態化させるか・・結果的にいい仕事になるのはやはり時間を意識する仕事の様な気がします。
時間をかけて丁寧にやるというのは言い訳で、本当によくできる人は、早くて仕事も美しいものです。
まず、1が変わればちょっとは変わらないかしら?
ANAさんは今日も30分遅れで到着して国内線の乗り継ぎで間に合うかなあ・・と心配したら、結局そっちも30分遅れましたので問題なく帰ってこれました。でもね、国際線は風のせいだけれど、国内線は、出発は15分だって言いながら、優先搭乗が始まったのがすでに5分を過ぎていた。乗客は、結構皆さん絶対に15分には出発できないわと言いながらざわざわ行鉄を作って待っていました。そもそも時間の見通しが少し甘すぎるような印象を持ちます。
時間がかかるならかかりますとはじめから言えば、ラウンジでコンセントさしながら書き物の仕事とかやっておけただろうし・・・もう少しこちらに自由が欲しいわ。
それでもね、ANAさんはCAさんが優しくて親切だから、そのおかげで、ものすごい文句を言う人を見ることが、少ないように感じます。本当に皆さん優しい。飛ばないのは彼女たちのせいでも何でもないのだけれど、ごめんなさいって、言ってくださる。だから、しょうがないって気になってしまう。
ただ、勝負は世界共通となった時に、LCCでもないのに、これだけ遅れているのは・・・少し工夫があってもいいのでは?と思います。
私は現場を知らないので、実際にお仕事されている方々は、皆さん一生懸命だから、そんな簡単じゃないとかお叱りを受けそうです。しかし、CAさんが優しくて、定時で飛ぶ会社が出てきたら、特に国際線なんか、速攻別の会社に変えてしまう人も多いんじゃないかと思って、書いてみました。