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ディズニーにわかだが、どうしてもエピックミッキーの話をしたい(ネタバレなし)
こんにちは。シロトと申します。初のnote投稿です。
「制作側のこだわりが凄まじいゲーム、エピックミッキーを自分なりに紹介したい!」と考えたため、本記事を執筆いたしました。
それでは注意書きを。
作者はディズニーにわかです。ディズニー映画はファンタジア以外未視聴。KHやツイステ、ツムツムも、内容を少々知っている程度。ミッキーマウス短編は少しずつ追っかけています。
諸事情により、作者はゲーム機を一切所持しておりません。操作性については保証しかねます。そのため今回、その話は省略致します。
この記事以外のサイトも、閲覧をおすすめいたします。もし作者がここで、間違った情報を書いていたらごめんなさい。見やすさ重視の為、画像は一部加工しています。
前述の通り、note初投稿です。読みづらいかもしれません。予めご了承下さい。
それでは本題へ。三つある内の一番最初の作品の話です。
「EPIC MICKEY ミッキーマウスと魔法の筆」
(日本語版タイトル)
海外では2010年(日本では2011年)、任天堂から発売されたゲームです。対応プラットフォームはwii専用。一人用。wiiリモコンとヌンチャクを操作する、アドベンチャーゲームです。一部マルチエンディング。(この詳細は後ほど)
最近、スマホゲーム「ディズニー ツイステッドワンダーランド」との類似性が各所で指摘されている為、タイトル及び内容をご存知の方もいらっしゃると思います。私も該当する投稿を少し拝見いたしました。
このゲームを私なりに一言で言うと、
ディズニーランドに代表される、キラキラのディズニー的雰囲気がほぼ一切ないゲーム
となります。何処から怒られる気がするこの発言。本当申し訳ない。先に謝っておきます。これを言った理由を説明しながら紹介します。
目次
①実際どんなゲーム?
②このゲームのすごい(ヤバイ)部分
③まとめ
★ゲーム以外にも楽しみ方いろいろ
①実際どんなゲーム?
本作は、ミッキーマウスが魔法の筆片手に世界を渡り歩く物語です。
──ひょんな事から異世界に迷い込んだミッキー。
そこは某夢の国とは似て非なる場所でありました。
忘れ去られたキャラクターたちの世界、ウェイストランド。ある事が起こる前までは、このような雰囲気では無かったのですが…。(画像は任天堂HPより)
ひょんな事とは。
こういう事です。(ゲーム公式チャンネルより。言語は英語です。ゲーム内でも閲覧可。)
https://m.youtube.com/watch?v=Ck3qsLrO7Hs&list=PLA6DCD78829AC4FAB&index=7&t=0s
──暗く淀み、荒廃した世界。何故このような外観になったのか。一体誰が、世界を荒廃させたのか。
世界を歩き、人と出会い、話をする中で、ミッキーマウスはある事実に気が付き、それの結果を
直視することになるのでした。
彼がどう行動し、世界が、住人たちの生活がどのように変化するのか。
それを決めるのは、貴方の選択次第。
私なりに書くとこんな感じです。任天堂HPにもあらすじがあります。そちらもチェックして頂きたいです。
ゲームシステムは、某イカゲームのように、筆を使ってインクを塗り、壁や瓦礫を復元させたり、逆に消したり。クエストを受けて、ストーリーを進めたり。アイテム収集をしてクエストに役立てたり。という感じです。
魔法の筆を使い、建物を直す様子。(ゲーム公式youtubeチャンネルより)
クエスト進行の様子。(任天堂HPより)
ざっくりとキャラ紹介。某SNSで一時期流行った、相関図風に。
作者が少し前に作成したキャラ紹介。(キャラクターの画像は任天堂HPより。)
②このゲームのスゴイ(ヤバイ)部分
ヤバイって表現は色々とどうなんだろうか、とも思いますが…。様々な面で、私が凄いと思った部分がある、という意味で使わせて頂きます。
□世界観が挑戦的。作り込みが凄い。
よく許可されたな、と思うくらいに世界観が暗いです。ディズニー傘下のスタジオ制作である為尚更。「夢の国チキンレース」でネタにされそうな程。「(狂気の)夢の国のゲーム」と紹介しても納得されそうな程。(大分語弊がある)
ハピネスはどこ行った。
──というのは外観の話です。中身は、ポップでレトロで小ネタ満載の世界観です。ホントですよ。
細かすぎて伝わらないネタかも知れませんが…。
どのくらい細かいかというと。
本作には、横スクロールで歩くパートがいくつかあります。ステージの元ネタは、ミッキーが出演した短編がほとんどです。
そのうちの一つ、「ミッキーのお化け退治」より。
コレの元ネタは。
横スクロールステージ「ミッキーのお化け退治」(youtubeのプレイ動画より)
おそらくコレです。
ドナルドはお化けに驚き、タンスに入る。ドナルドダック入り引き出しが、衝撃で外に飛び出たカット。公式動画より。https://m.youtube.com/watch?v=rJOFGI7_0o0&t=345s
細かい。
ネタの汲み取り方が凄くディープ。もしネタが分からない場合であっても、アイテム収集をした後、ゲーム内の「エクストラメニュー」で元ネタを確認可能です。動画で。短編動画本編で。
そしてもう一つ。モーションの再現度が高い。コレは動画で見たほうが分かりやすいです。クラシック短編を元にキャラモーションを作成したそうです。
高クオリティなテスト用モーション。https://m.youtube.com/watch?v=86xsnNJpDY4
□ストーリーの深みと重みが凄まじい。
前半は異能もの的表現が、中盤〜ラストはドロドロの人間(?)関係が明らかになります。そして、ストーリーを重くし過ぎないという配慮なのか、それらサラッと流していくスタイル。流石。(何が)
ゲーム冒頭。随所に入るアニメーションパートも見もの。かわいい。(youtubeのプレイ動画より)
後者は「しあわせウサギのオズワルド」が関係してくるのですが…詳しい内容は本編をご覧下さい。同時に彼(オズワルド)の経歴について知ると、もっと面白く感じられると思います。彼のミッキーに対する態度の理由は、昔実際にあった問題が元になっているためです。
そして選択肢。プレイヤーのチョイスによって、登場キャラの態度やエンディングが変化します。これは本作の制作リーダー、ウォーレン・スペクター氏が、「ゲームのインタラクティブ(相互作用)性」を重視している事に起因します。
簡単に言うと、「ゲームの選択肢がちゃんと仕事してる」という感じでしょうか。(語弊)
□コンセプトアートのクオリティたるや。
目を見張るものがあります。画像を検索するとヒットするはずですが、コンセプトアートだけでも一見の価値ありです。ゲーム内で収集したり、画集(洋書)で閲覧したりするのも良しです。これは是非ご自分で。
③まとめ
いかかでしたか。
この記事が、ゲーム本編や関連書籍に触れるきっかけとなりましたら幸いです。
本作の壮大なストーリーをどうぞお楽しみ下さい。
心ゆくまで。
★ゲーム以外にも楽しみ方いろいろ
ゲームのプレイ動画はyoutubeで視聴可能です。ゲーム以外にも、本編のストーリーを簡略化して紹介した「アニメコミック」(リンク先は日本語版)があります。こちらは構図と視線誘導が凄いです。前半と後半とで、作画と色彩担当の方が異なる為、そういった比較をするのも楽しいです。是非、ゲーム本編と一緒にお楽しみ下さい。
前日譚のコミックもあるのですが…コミクソロジーでは一話しか読めないのが辛いところ。そしてこちらは英語。他にもコミック購入が可能なサイトあれば作者にご教授ください。
(下記のサイトは、アマゾンのアカウントでログイン可能なようです。先述のアニメコミック英語版もここで読めます。)
ゲーム情報(Fandomなど)も、英語の方が圧倒的に多いです。つらい。作者はグーグル翻訳を活用しながら拝読しました。あと根気で。
頼むせめてコミックだけでも和訳版で出版&再販してくれ公式中古だと買うのに苦労するから再販とかしたら絶対買うからマジでホント頼む。(一息)
10周年だから…!おねがい・・・(嘆願)。
最後に、作者おすすめの記事や動画のURLを載せて終了と致します。
閲覧有り難うございました!
ゲーム本編のyoutubeプレイリスト。実況動画ではないため注意。
有志による雑記事典。あらすじから裏話、グッズ情報まで網羅。有り難い。
https://doope.jp/2010/0916044.html
海外ゲーム雑誌でのインタビューを和訳した記事。多分ネタバレなし。 「ピートは有名キャラだが、何故ウェイストランドにも居るのか」という疑問を解決する情報が載っている。関連記事も読んでいて楽しい。