兄弟ケンカは見守る!

実践してみたら
たったの1回で
すぐに効果を感じた。

息子5歳と1歳。
下の子はマネッコも
言葉で伝えるのも
上手になってきてて。

イヤイヤ期に
両足突っ込んでいるとこ。

最近、ふたりの喧嘩も増えてきた。
喧嘩の理由は、だいたい 、

・兄のおもちゃを「自分の」 という
   弟が許せない。
・兄が使ってるものを壊す、奪う
・弟が使ってるものを奪う

そんな感じだ。

普段は弟の泣き声がしたところで
割って入り、状況確認。
弟も悪気がないことを兄に伝えて
譲ってあげて、とお願いしたり
順番に使おう、と提案したりしていた。
弟には「かして」と言わせたり
「ごめん」と謝らせたり。


私も悩んでたんだ。
この方法だと、兄が我慢したり諦めたり、
折り合いをつけることが多いな、と。
弟も “ 「かして」「ごめんね」と言えば
何でもやりたいようにできる ”
そう勘違いさせてしまったら、嫌だな、と。

うーーーん。
悩んでたときに、ふと思いだした。
前からもっている本。

この本に
「兄弟ケンカ」の項目があったことを!!
買った当初は1人息子だったから
読んでいなかった、あのページ!笑


この本、全部の項目が
マンガになっているので、読みやすい。
ふたりが丁度喧嘩中に、読んでみる。

仲裁しない
「ママー」とくるまで見守る
きても、慰めるだけで介入しない

思いっきり仲裁していたし、
慰めてなかったかも。

よし。いざ、実践。
叩いたりが気になったので、
遠くからじっと見守る。 


喧嘩の始まりは、どうやら
レゴブロックが原因。
兄の作っていた船を、
弟がアレンジしたり、壊したり。
気に食わない兄が怒っている。

弟が泣いている。
普段ならここで「どうしたの?」
と声をかけるが、堪える。 

「これ、船つくってるのに!」
「もう!やめて!触らないで!
それもダメ!それはレゴじゃない!」

『うわーーん』

仲裁していないので、思っていたよりも
その攻防が続いた。どっちも負けない。

その姿も新鮮だった、微笑ましかった。
弟も泣きながら諦めないし、
兄もこっちにこないで戦っている。

文字通り、“ ふたりの戦い ”。
それだった。

ヒックヒックと泣くまで、
弟、がんばった。
そして、兄も、手を出さずに
耐えていた。

『ママー』

きた。
ココで、慰めるだけ。
仲裁しない。 

「どうしたのー」
「嫌だったの、貸してくれなかったの、」
「くるま、使いたかったのね」
「悔しいねー」

弟を慰めていると、兄がきた。
「だってさー、壊さないでって
言っても壊すんだもん。
違うおもちゃくっつけようとするし。
船つくってるんだよ?
邪魔してくるのにー。
ごめんって謝ったのに。」

ん・・・?
“ ごめんって謝った ”
だってぇ?!
聞き間違いじゃないよね😳

嬉しかった。
自分から謝ってくれるなんて。
それに、自分がやられてる側なのに。

すごいぞ。
見守り戦法。使える!
確信した。

兄の話も、聞いて慰めるだけにする。
「そっか、壊されて嫌だったんだ」
「謝ったんだね、自分から」

「うん、そうだよ。
壊されるのも嫌だし、
他のおもちゃと混ざるのも嫌。
あと、
謝ったのに、無視して
聞いてなかったところも嫌だった。」

😳😳😳😳?!
なんだってぇ😳? 

“ 無視して聞いてなかった
ところも嫌 ”

なにぃ?
そんなことまで話してくれるのか。
そして、感じたのか。
この、喧嘩で。


たった1回の喧嘩で
こんなにも成長を感じられるのか🥲

感動した🥲


その後、
兄から先に遊びに戻り、
泣きが収まった弟も時間差で戻る。

「ごめんね。」
兄がすぐに謝っていた。

弟も何か感じたんだと思う。
笑ってたんだよ。

ウンウン、仲直りだ。
それは、仲直りだ!!!!
ふたりの世界で、
ふたりの問題を、
きちんとふたりで片付けたんだ!

すごいなぁ。

その後はキャッキャ笑って、
微笑ましいふたり。


こどもってすごいな、と
いつも驚かされる。

“ こどもだから ”って
みくびってはいけないなぁ、と
痛感する。

まだ5歳と1歳だけれど、
あなどれないなぁ。




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