「2.5次元の誘惑」の話。
好きな漫画がアニメ化すると聞いて、これはお勧めせねば!と思ったので、今日はこの話を。
ジャンプ+というアプリで連載中の、「2.5次元の誘惑」という漫画だ。
コスプレと学園ものがテーマの作品で、主人公のカメラマンの少年と、コスプレが好きな少女が主役の話だ。
当初はお色気路線が多くて、なんとなく毎週読むぐらいの漫画だった。
それが、大きなコスプレイベントがテーマの話になるたびにどんどん熱量を増していき、もはやとてもジャンプらしい漫画になった。
登場人物のセリフややり取りで涙することも多い。
始めはコスプレイヤー1人とカメラマン1人しかいなかったメンバーも、1人また1人と増えて、今や「あわせ」が出来るまでに仲間が増えた。
(「あわせ」とは、同じ作品や関わりの深いキャラクターのコスプレを一緒にするコスプレ用語)
夏コミ編と冬コミ編は特に最高だった!
コスプレを題材にして、こんなに熱い漫画が描けるのかと驚いた。
人付き合いが苦手だった女の子、行方不明の父親をさがしている明るい陽キャのギャル、学校でも家でも優等生を演じ続けている生徒会長、心から好きなものが見つからず悩むお嬢様など、コスプレを通じて笑顔になっていく。
冬コミ編の話もとても好きだ。
ネットでよく炎上しがちな有名コスプレイヤーが、推しの死んだ日に喪服でイベントに参加して、自作の衣装でそのキャラクターのコスプレをするのだ。
主人公にその作品愛やキャラ愛を指摘されて、原作通りの写真を撮ることで、叩いていた人達も認めていくところはじーんとした。
私もコスプレをしていたので、コスプレイヤーあるあるが多いのもとても嬉しかった。
主人公達が衣装の材料を買いに行くのが、日暮里のトマトや新宿のオカダヤという定番で思わずニヤっとしたし、更衣室の戦場っぷりもあるある!とニコニコしてしまった。
まだアニメ化の詳細はわからないが、ジャンプ+のアプリで無料で読めるので是非!
コミケ編までやってくれたらいいなぁ、出来れば冬コミ編も見たい!と楽しみにしつつ、続報を待っている次第だ。