家族を考える、そのきっかけになるnote
わたしが 家族写真を撮るのは
「家族が好き」なのと、
「カメラが好き」
「写真が好き」だから
「好きなもので 好きな人との時間を残したい。」
あと もうひとつ。
「家族が 写真をきっかけに、
話す機会や 話す時間が 増えたらいいな。」
看護師として
病院で 働いていると気づくことがある。
それは…
「家族に 自分の気持ちを 伝えられないひとが多い」こと。
普段から
あまり 自分の気持ちを
旦那さんに言えない、とか
奥さんに言えない、とか
こどもに言えない、
っていう人もいるだろう。
もともと
そういう想いを言えない 関係性の人も
家族の中に一人や二人は いるかもしれない。
だけど 普段は
割とよく
自分の気持ちを伝えられているひとも、
病気になると 言えない。
遠慮して 言えない。
病気になることで、負い目を感じてしまう。
だから、言えなくなるひとも
すごく多いと思うんです。
もちろん、病気になったからって
負い目を感じる必要はないし、
自分の人生だから
遠慮せずに生きてほしい。
その後の人生も
想うように 選択してほしい。
大切なひとに、
その時その時で
しっかり気持ちを伝えてほしい。
だけど 実際、わたしも
普段は 言いたいことを
割と なんでも言うタイプだけど
今、病気になったら 負い目を感じて
遠慮して言えないこと、
色々 出てくるような気がする。
例えば、治療の合間に
「少し外泊したいな」「家で過ごしたいな」と思っても
実際は…
平日は仕事、夜は家事と子育て
休日も家事と子育てをしながら、
少し体調の悪い 妻の世話まで
旦那氏に頼めるだろうか?
旦那氏の負担を想像したら
「言えない」ことって
意外と出てくるだろうな。
家族を想うからこそ 言えないこと、
きっとたくさんあると思う。
でも、そういう「言えない」積み重ねを
いっぱい作っていくと
もう 一体、誰のための人生で
どんな風に 生きていきたいか
何をやりたいか、やりたくないか
だんだん分からなくなってきたり、
どんどん言えなくなってくる。
支えている家族も、
「本当に、本人が望んでいることを させてあげられているのだろうか」
不安になるよね。きっと。
そこで話し合えれば良いんだけど
例えば「死」に直結するような内容だったり
予後に関することだったりしたら
お互いに言えないまま、
想いを交わしあえないまま…
結局、本人の本当の希望は 知らないまま
別れてしまうことがある。
そして、
あとで家族が 後悔を残して
苦しんでいることだってある。
「もしも、の時」は 意外と想っていることは言えないもの。
これ、結構
意識していてほしいことかもしれない。
だからこそ、
健康なときに
「家族のこと」
「もしも、の時のこと」を
考えておく、
話し合っておく、
っていうことは とても 大切だと思う。
わたしは 写真をきっかけに、
家族が 話す機会や 話す時間が増えたらいいなって思っているけれど
写真はひとつのツールであって、
写真だけじゃなくて
このnoteが
そのきっかけになってくれても、
わたしは 嬉しいし、
そうなって欲しいと思う。
だから
わたし自身も含めて
この noteを 読んでくれるひとにとって
そういうことを考える きっかけになるように
限りある時間だから、
家族について考える「7つの質問」というのを考えてみました。
カテゴライズにして、
noteのtopに貼っていこうと思うから
次回から ぜひ 読んでみて、
そして考えてみて、
さらに 家族に話してみてもらえるといいな。
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