やなぎなぎライブツアー2023〜Branch〜愛知公演もとってもとっても楽しかったという話
こんにちは、ひなです!
やなぎなぎライブツアー2023〜Branch〜愛知公演もすっっっっごく楽しかった!! という話をします。
前回、大阪公演の感想記事でセットリスト全曲の感想を書いたので、今回はそれに追加して書きたいことを書いてゆきます。
会場について
パイプ椅子が並べられた会場に、観客、ぎゅうぎゅう詰め。
大阪公演の会場が左右1席ずつ空けられていたこともあって、差にびっくりしました。日常が戻ってきた感じがする〜〜でも荷物がおけない〜〜ってなってた。
ドリンクのレパートリーにお酒が含まれているのも久しぶりでした。
お酒、飲みたかったんですけれど、ビールもチューハイも缶だったので「これ、開けたらずっと持ちっぱなしかイッキ飲みだな……」と理性が働いてしまった。
案の定、斜め前の席に座っているお兄さんが開演前に缶チューハイを全部飲もうと頑張っていました。分かる……分かるよ……劇狭会場で床に置いたら溢れるもんね……。
やなぎなぎライブツアー2023〜Branch〜愛知公演セットリスト
以下、やなぎなぎライブツアー2023〜Branch〜愛知公演のセットリストのネタバレを含みます。ご注意ください。
oversupply
会場がぎゅうぎゅう詰めだったこともあってか、大阪公演よりも「立とうかな……?」みたいな客席の躊躇いが少なかったです。一曲目からかっ飛ばしてた。曲終わりにFoo!って歓声がいろんな場所から聞こえてきたくらいには盛り上がっていました。
just another day
大阪公演の感想にも書きましたが、リズムに乗りながら聴くシティーポップの楽しさ。その楽しさとは裏腹に、歌詞には諦観が漂っているところが好きです。明るげなメロディーなのに歌詞に救いがないの、いいですよね。
「左右に振られて」という歌詞に合わせて指を左右に振るなぎさんが可愛らしかったです。思わずペンライトで真似してしまった。
dream puff
大阪公演の感想でも「今回のライブで一番びっくりした楽曲かもしれない」と書いたのですが、愛知公演でも同じような印象を抱きました。
「夢は人を超えないさ」と歌っているときのなぎさんからどこか凄みを感じたりもしました。この楽曲のテーマは「夢」だけれども、疾走感や刺激のある「夢」という感じ。
そしてアウトロのベースが格好よすぎる。DEZOLVEの方々の演奏によって新しいdream puffが生まれておる……!と感動しました。キーボードの友田さんがニコニコしながら演奏されてるのが素敵ですよね。
more than enough
推し曲。歌詞もメロディーも切なくて美しくて大好きなのですが、ライブでこの曲のサビに合わせて左右に手を振るなぎさんも大好きです。
「自分が「美しい」と感じている思い出は、本当に美しかったのか、それともただ自分自身がその思い出を美化しているだけなのか、分からないままでは進めない」というのは、考えようによってはとても人間臭くて、諦めが悪くって、いい意味で執念深くて、清濁を併せ呑んでいて、そんなところが愛しい曲だと思っています。
ライブ後の飲み会で、more than enough好きが多いことが判明したのも嬉しかったです。
寄り道コーナーについて
君という神話
この楽曲のキーワードは「小さく遠い神話」。
今回のツアーではBranchに収録されている楽曲以外にも、「寄り道」と称してファン投票で選ばれたキーワード(曲名は伏せてある)にちなんだ既存楽曲も歌ってくださっています。
この曲ライブで聴くたびに感心してしまう。分かってはいても、歌唱力で圧倒されます。楽曲最後の「鼓動が木霊する」から始まる怒涛の追い込みとかね、すごいですよね。
「神話にならないで」ってすごい素敵な言葉だなあと、聴くたびにじーんとしている気がします。
ストレンジアトラクター
この楽曲のキーワードは「バタフライエフェクトの結末」。
大阪公演でも演奏された楽曲です。みんなストレンジアトラクター好きなんですね。分かる、私も好きです。
こんな短期間でストレンジアトラクターを2回も聴いていいんですか? いいんですか?? という嬉しい気持ちで、気分はすっかりエウアルアンコールツアー。
「清廉と羽ばたく蝶の羽風がどこかで雨降らす」という部分を歌っているときのなぎさんが、手を蝶の羽のようにふわっとさせるのが好きです。
DEZOLVEさんが演奏されると、また楽曲の印象が変わるなあと感じました。宇宙感が増すというか、なんというか。イントロの部分で特に「宇宙っぽさが強くなっている!」と思いました。
芽ぐみの雨
この楽曲のキーワードは「エンドロールの向こう」。
やっぱり俺ガイル楽曲は会場が盛り上がるなあと。緑色のペンライトがひらひらしている会場がとっても綺麗でした。
「君はダークヒーロー」という歌詞の部分の振り付け、いいですよね……!
芽ぐみの雨は「物語の結末」が大まかなテーマになっている楽曲だと私は思っていて、歌詞の中にも「物語」「結末」「ハッピーエンド」といった言葉が出てきますが、この楽曲、選択肢によって物語の形が変わる『Branch』の世界にもマッチするなあ……! と思いました。
『Branch』のオフィシャルルートを辿る前に『芽ぐみの雨』を聴くと、また違った感想を抱きました。セットリストによって曲の印象が変わるのは本当に興味深いです。
アンコール
アンコールの手拍子に応えて、ペンライトを振り振りしながら登場したなぎさん。かわいい。アンコールのセトリは大阪公演と同じく『春擬き』と『You can count on me』 でした。
観客の声援が戻りつつある会場で、なぎさんがニコニコしておられて本当に弾けておられたのが印象的でした。なぎさんが嬉しそうだとおたくも嬉しいです。
『You can count on me』で久しぶりに「また会いにきてね」が聞けて幸せです。
衣装の変化について
封切りの大阪公演では「楽しい!」という感情が先行して頭がパーンとなってしまい(おたくあるある)、衣装については「なんか変化してた!」という印象しか記憶がなくなってしまっていたのですが、
愛知公演では割としっかり見ることができました。
衣装①
白地のスカートがチュール状でふんわり。
ジャケット画をプリントした布で作った襞襟が首についていました。
同じくジャケット画をプリントした布で袖部分が飾られていて、袖全体にボリュームがありました。かわいい。
衣装②
スカートがふんわりしたものからタイトなものに。襞襟はそのまま(だったはず)。袖もそのまま。
スカートには斜めに飾り?刺繍?が入っていました。かわいい。
愛知公演のMCで「スカートが最初のものよりタイトになりました」「最初のバージョンの衣装もしっかりと見ていただけるように、ツアーが終わったら写真を撮ります」と話されていました。ありがたい。
衣装③
襞襟が首から外されて、ベルトのようにウエストに巻かれていました。
スカートの後ろ部分に、(おそらく)袖部分の布が移動していました。その代わり袖部分はシンプルに。
襞襟パーツと袖パーツでスカート部分が賑やかになってて可愛らしかった。
ここで髪型にも変化が。この日のなぎさんの髪型はひつじヘアーだったんですけど、左のお団子にジャケット画をプリントした布が、右のお団子に蝶々のアクセサリーがふたつ着けられていました。可愛らしかった。
パズルか間違い探しかのように衣装が変化していくの、見ていても楽しいです。
あと、なぎさん手作りのピアス(Twitter参照)が照明にあたるとキラキラしていて、とても綺麗……!
アンコール衣装について
アンコールの際、大阪公演のなぎさんはグッズパーカーを着ていたのですが、愛知公演ではグッズTシャツを着てらっしゃいました。大阪公演のアンコールの時に「暑い……!」とおっしゃっていたからかな?
Tシャツの裾を切って、フリルをつけて可愛らしくアレンジしていました。
MCについて
「音楽は決まった形で「こういうものです」とお出しすることが多い。けれども、ノベルゲームのように選択肢によって結末が変わるようなことを音楽でもやってみたいなと思った。」「10周年ということで、みなさんと一緒に何かを作りたいと思った。」という風に、Branchというプロジェクトの説明をあらためてしてくださいました。内容的にはRoundaboutのvol.9のMCと通じるところがあるかもしれないです。
なにより、なぎさんが終始楽しそうだったのが印象的なライブでした!
最初のMCで「こんばんはー!」と言ったなぎさんに、観客が「こんばんはー!」と返したことに感激して「『こんばんは』と言って『こんばんは』と返ってくる世界……!」と言ってらっしゃったのが可愛らしかった。
客席から「こんばんは」が返ってくるのが嬉しかったようで、2回目の「こんばんはー!」のくだりがありました。楽しかったなあ!
個人的には、声出し解禁についての説明の際に「不織布マスク着用の上で、会話程度の声量なら声出しOKです!」と言いながらサムズアップをして、その後しばらくずーっと右手が👍ポーズだったなぎさんがツボでした。👍
おわりに
やなぎなぎライブツアー2023〜Branch〜愛知公演もとっても堪能しました。びっくりするくらい楽しかった……!
会場が小さめで人もぎゅうぎゅう詰めな分、音がこもっていて、違う聴こえ方がした楽曲もありました。ライブはナマモノですね!!
次はいよいよ最終公演の東京公演です。もう最終公演なんて信じられない。寂しい。しっかり楽しもうと思います……!!!!
ひな
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