きょうの日記: 久しぶりのコーヒーゼリー
慌ただしかった10月11月がおわり、12月になった。世の中はクリスマスだの年末だのとざわざわしがちだけれど、ぼくは少しホッとしている。
ほとんどの土日を家族の手伝いに充てていたこの2ヶ月、特に何もすることなく過ぎていった。
やったことといえば、手足口病に罹患したことと、友人と家でMリーグを見る念願を叶えたことくらいだ。
今日は久々に時間ができたので、実家近くで髪を切り、止まってしまったお気に入りの時計の電池を交換しに作家さんの実店舗まで足を運んだ。そのあとは友人と飲む予定だ。
ところで、ぼくはコーヒーゼリーが大好きなのだが、コーヒーゼリーをめぐるインスタのアカウントを作ってから「コーヒーゼリーをめぐること」が目的になってきたような気もしていた。
ああいうのは好きで成り立つものなので、忙しい合間を縫って無理に食べるのはやめよう、と思っていた。
生活が落ち着いて、無性にコーヒーゼリーが食べたくなった。
Googleマップに保存してある「コーヒーゼリー」のピンを漁る。
半年くらい前から気になっていたカフェに行くことにした。
店内は静かだけれどなんだか温かい雰囲気で、先客が作業をしたりスマホを見たりしている。
都会の隅で、すこしだけ、ほんの少しだけゆっくりと時間が流れているように感じる。
コーヒーゼリーを追い求めていたら、あまり雰囲気の良くないカフェを引き当ててしまったこともあり、あれからお店に入るのに勇気を必要とするようになってしまった。(Googleのレビューは辛口と言われているけれどあれすら信用できなくなった!)
久しぶりに、とても心地の良い場所を見つけられてよかったな、と思う。
おもえばここ数ヶ月、余裕のあるインプットがなかった。詰め込んだようなインプットはたくさんあったけど。
もう一番若くてエネルギーみなぎる時期は終わりになってきているし、ていうか冬だし、少し余裕を持った日々を送りたいな、なんて。
すべてのカフェよ、年がら年中コーヒーゼリーを置いてください。