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naimaze(ないまぜ) はじめます!

こんにちは!
東京で靴下を作る仕事をしている 出沼妃那と申します。
このnoteでは、
’’デザイン+職人技=日本の美、文化。これを後世に受け継いでいく’’
をテーマに、これまでわたしが経験してきた、美大生、デザイナー、製造現場の職人として、それぞれ違う立場から見えてきた課題に向き合い、得た解決策やもの作りに役立つ情報を、これからの日本繊維業界を盛り上げていくひと達への一助となる発信をしていきたいと思っています。

「冷やし中華始めました!」的なノリでスタートしましたが(笑)、何かと言いますと、naimaze(ないまぜ)という靴下ブランドを立ち上げまーす!

ブランド名 naimaze(ないまぜ)に込めた想い

”ないまぜ”とは、歌舞伎の作劇法で,二つ以上の異なる〈世界〉の筋をからみ合わせて一つの狂言を作ることをいいます。また、「種々の色糸をまぜて紐をなう」 「二つ以上のものを一つのものとしてまぜ合わせる」という意味にも使われる言葉です。

伝統を引き継ぐ職人の後継者不足が問題となっている昨今、日本での”もの作り”の存続自体が危ぶまれています。

品質の良さは当たり前ですが、細部にまで美しさを求める繊細な技術、飽くなき探究心といった職人の心は世界も認める日本の強みです。この日本の強みを糸を撚る様に混ぜ合わせ、伝統技術や文化を次世代に継承していくことが、製造業に携わるわたしの使命だと思い、このブランド名にしました。

デザインと製造を一貫しているからできること

製造効率の良いデザインを考え、製造工程中に出る廃棄される糸を極力減らす努力をします。また、工場に眠っている糸に新しい息吹を吹き込み、無駄の少ないもの作りを目指します。

靴下は通常 同じデザイン同士のペア(2枚1組)になって売っていますが、片足づつデザインの違う組み合わせの靴下を自由に選んでいただけるようにします。片足づつ選べる新しい体験を提案したいと思っています。

11月にECサイトをオープン予定

少しづつ情報公開していきますので、応援していただけたら嬉しいです!


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