砂色のネコと漁どるネコ
この殺伐とした日々の中で
ちょっとだけでも癒しを感じていただけたらと
描き始めたネコさまシリーズ第2弾。
第1弾はこちらでございます。
イエネコの原種のヤマネコシリーズの1。
本日は「ヤマネコシリーズ」第二弾です。
イヌと違って品種ごとの個体差が少ないイエネコより
個性豊かなヤマネコの方が描いていて楽しいです。
マヌルネコ
マヌルネコ(別名モウコヤマネコ)
(Manul、Pallas's cat 学名:Otocolobus manul)
寒いところに住むためモフモフの毛皮が特徴。
丸々太って見えるけど、実はほとんどは毛のようです。
低い耳とちょっと上の方についた目
おでこにちょっとだけあるヒョウ柄がポイント。
全身グレイだけどほんのり茶味がかっている。
ブサカワイイの王様といった風情。
昔は長毛種のペルシャの祖先だと思われてたそうで
わかる気がする。
マヌルとはモンゴル語で「小さい野生ネコ」の意味とのことですが
一足先に載せたインスタに、何とモンゴル語を習っておられたという
フォロワーの@kachirin_factoryさんからのコメント。
モンゴル語ではこう書くそうです。
『мануул』
なんだか不思議―。少しロシア語みたい?
私たち皆モンゴロイドで、ルーツは同じだし
お相撲さんも多くて親しみやすい国だけど、言葉は別物なのねー。
スナネコ
スナネコ(Sand cat 学名:Felis margarita)
名前の通り砂色をしたかわいいヤマネコ。
あまりの愛らしさに
「飼いたい」と言う声が続出なんだそう。
まん丸な顔がスナネコの特徴。
野生のネコらしく全然なつかないんだって。
人懐っこそうな顔してるのに残念。
人とは生活環境が被らないため
人害による絶滅は危惧されていないけれど
野犬や生息地の動物による捕食で
数が減ってきており、危惧されているそうです。
スナドリネコ
スナドリネコ(漁猫)
(Fishing cat 学名:Prionailurus viverrinus)
ついさん付けで呼んでしまったり
肉球を触りたくなったりする人は
「ぼのぼの」の愛読者、間違いない。
男前だよねぇ、スナドリネコさん。
ずっとスナネコの親戚だと思っていたら
このスナドリとは「漁る(すなどる)」から来ていて
水辺で魚を獲るネコという意味なのだそうですね。
ネコの仲間では珍しく水が得意なことが
スナドリネコの大きな特徴。
カラカル
カラカル(Caracal、Desert Lynx 学名:Caracal caracal)
顔つきや色合いは小さなライオン。
このイラストは成獣ではなくてまだ子供。かわゆし。
カラカル最大の特徴である耳の先の黒い房毛は
獲物の出すわずかな物音を感じ取るアンテナの役割なのだとか。
体長60~100㎜とのことで、歩いていたらワンコみたいかも。
西アジアからアフリカに生息してるんだけど
アフリカの真ん中辺りの砂漠地帯は
ぽっかりと居住地域から抜けている。
英名のDesert Lynxは直訳すると砂漠の山猫だけど
砂漠には住んでないのねぇ。
日本では特定動物に指定されているため
飼育には都道府県知事または政令市の長の許可が必要なのだそう。
最近の日常
ついに非常事態宣言が解かれて日常が戻りましたね。
とはいえ、普段から引きこもっている我が家は
宣言前とほとんど生活が変わっていません。
普段から月イチくらいでしか電車に乗らないのです。
ウチの辺りって結構便利なんだなー。
でもでも、今回の生活では
2月のアタマから乗っていないことにふと気づいて
さすがにヤバイ。
と言いつつ
これから秋に出る新刊の原稿書きに追われて
(全然書きあがってない!ピンチ!!)
ますます引きこもりになりそうな予感がするのでした。
食は大事。
家で作るのも食べるのも苦ではないのですが
最近はちょっとて抜き気味(これはまぁまぁ頑張ったご飯)。
キムチ+納豆が良いみたいですねー。
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