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仕事の面白さのひとつは自分の専門外のことを知ること

イラストレーター&文筆家&漫画家の陽菜ひよ子です。
このnoteでは、今までしてきたお仕事をご紹介しています。
主な内容は、お仕事の詳細や感想、依頼されたきっかけなど。

イラストをご依頼される方にとってのサンプルとなるだけでなく、イラストレーターを目指す人が参考にできるような内容を目指しています。
今までの記事は、コチラからご覧になれます。


イラストの仕事をしていなかったら無縁だった世界

今日ご紹介するのは、2015年度に1年間担当していた雑誌の連載エッセイの挿絵のお仕事です。

あの学研グループの「医療・看護分野専門」の出版社・株式会社学研メディカル秀潤社からのご依頼です。

『ナーシング・キャンバス』という雑誌に掲載されたリレーエッセイのイラストを1年間担当しました。

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モノクロのお仕事なのですが、白黒ではなく、赤と白というお話だったので、最初はこんな風に赤で描いて納品していました。

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2ヶ月くらい経って、赤だと実際の印刷でいい色が出ないので、白黒で描いてくださいと指示が来ました。上の写真見てもわかりますけど、実際もっとピンクっぽい色ですもんね。これがまさしくマゼンタなのね。


といいますか、カラーで描くのが好きなので、こんな風にカラフルに描いて、取り込んでから赤白に変換して送っていました。

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そのうちやっぱりモノクロの方がメリハリがつけやすいことに気づいて、モノクロで描くようになりました。

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この仕事を担当した頃はすでに、ナース=ミニスカではなくパンツスタイルが主流ということで、全身のイラストはパンツスタイルを採用。

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私は普段ほとんど病院に行かないせいか、あまり看護師さんの服装を気にかけたこともなかったんですが、いつのまにか制帽もなくなっていたんですよね。


イラストの仕事をしていると、一般的には知られてないけど、その道の人たちにはすごく必要とされている専門誌が多いことに気づきます。

ライティングでは、自分の全くの専門外の分野の依頼は少なそうです。イラストの場合、イラストのタッチさえ合えば、割とニッチな感じの分野の依頼が来ることがあります。

そんなときは、この仕事をしていなかったら知らなかったかもしれないことを知ることができて、なんだか得した気分になります。


お仕事をいただいたきっかけ


このお仕事は、Webを通じてご依頼いただきました。

Websiteやnote、インスタ、Twitterなど、なんでもよいので、作品を公開し続けていると、誰かの目に留まることもあるようです。

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陽菜ひよ子 / インタビューライター&イラストレーター
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