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海外デビューの話&お仕事紹介#037

イラストレーター&文筆家&漫画家の陽菜ひよ子です。
このnoteでは、今までしてきたお仕事をご紹介しています。
主な内容は、お仕事の詳細や感想、依頼されたきっかけなど。

イラストをご依頼される方にとってのサンプルとなるだけでなく、イラストレーターを目指す人が参考にできるような内容を目指しています。
今までの記事は、コチラからご覧になれます。

今回ご紹介するお仕事は、日本実業出版社さまより2018年6月発売『家族旅行で子どもの心と脳がぐんぐん育つ 旅育BOOK』(通称:旅育BOOK)(村田和子・著)です。

中面(本文)と、宣材ポスター(左画像)・パネル(A4サイズ)・POP(A6サイズ)・冊子用のイラストを担当しました。

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旅行ジャーナリストさんの「旅を育児に生かすメソッド」本のイラスト


「旅育BOOK」は旅行ジャーナリスト・村田和子先生の独自メソッド「旅育」に関する本で、カットイラストを担当しました。

この本のお仕事は、3つのうれしい出来事がありました。

①10年以上の長い付き合いの編集Yさんからお仕事の依頼があったこと
②地元・名古屋でのロケがあり、写真家の夫・宮田雄平にも依頼が来て、夫婦コラボが実現。
③台湾版が出版され、私のイラストが海外デビューを果たしました

これだけでも十分すぎるくらいですが、それ以外にもいろいろと楽しいことがたくさんあったのです。

2018年3月に、私は名古屋市内のカフェで個展をしていました。出張で名古屋に来られていた著者の村田先生が、わざわざ個展会場に足を運んでくださったのです。こんなことは初めてで、ホントうれしかったです。

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個展会場で描いていた「ライブペイント」と村田先生(左)と私。実は村田先生と私は同じ年で、すっかり意気投合!楽しい時間でした。

また、名古屋でのロケには私も同行しました。
行き先は名港の「リニア鉄道館」!鉄にはたまらない施設!

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説明される館長さんと村田先生を撮る宮田を撮る私。


リニアのシートを体験できるコーナーにて。編集Yさんと村田先生と一緒にちゃっかり記念撮影。

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楽しい一日でした!

こうして完成した本には、こんなイラストを描きました。

茂木健一郎さんの似顔絵、最初編集さんから「似てなくていいですよ」と言われて描いたのですが、ついつい似てしまい。。。「似せるとまずいのかな?」と思いながら提出。編集さん曰く「似せるの難しいと思ってそう言ってみたんですが、すごく似てて驚きました」そうで、取り越し苦労でした。

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奥付に二人の名前が掲載されて感激♡

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イラストレーターと写真家の夫婦だと、コラボの機会が多そうですが、意外と少ないものなんです。

写真家はロケや取材に出向くことが多いため、宮田は名古屋や東海三県中心に仕事をしているのに対して、イラストは自宅でメールでのやり取りで完結してしまうため、私は東京の仕事が中心になっていることが理由の一つ。

それ以外にも、写真とイラストを両方使用する媒体は意外と少なく、使用したとしても両方に潤沢な予算を割けるケースが少ないという事も、理由として挙げられます。

このお仕事は、その二つをクリアしたレアなお仕事だったと言えます。


自作イラストが書店で大々的に展開


この本は、書店で大々的に展開していただけたのですが、販促用のパネルやおまけに差し込んだ冊子にも、ふんだんにイラストを使用していただけたこともうれしかったです。

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名古屋の書店さんの中には、私がイラストを担当しているので、この画像を自社で印刷して展開してくださった店舗もありました。

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台湾でも発売!ついに海外デビュー!!


この「旅育BOOK」なんと台湾版も制作されました。

カバーは大きく変更されましたが、私の中面イラストや宮田の写真はそのまま使用され、じわじわ感激。

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その後著者の村田先生とSNSで交流が続いていることも、うれしいできごとのひとつです。



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陽菜ひよ子 / インタビューライター&イラストレーター
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