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Tシャツ屋のおばさまにも認められたオットの風貌

今まで2回にわたってお送りしておりますホーチミン絵日記の第3回。
前の2回はこんな感じ。

口から生まれた女を黙らせる、ホーチミンで出会ったおばさま
紛らわしさのおかげで出会えた、チャイナタウンのおばさま

そして今回と、すべて「おばさま」シリーズとなっております。
順番はどこから読んでもOK。

時系列順では、3日目から始まって、翌4日目、そして戻って今回は2日目。
初日と最終日の5日目は飛行機での移動だけなので、これが最後の絵日記。

そして、一番強烈な出来事が起きた日でもあった。

1時間おきに1時間休憩

今日の名古屋も暑いですが、この日のホーチミンも暑かった。。。

朝のホテルの朝食。初日なので、ベトナム風(おかゆ)と欧米風を試してみた。その結果、断然ベトナム風の方が美味だったので、翌日からは片っ端からいろんなおかゆを食べまくり。


外に出るととにかくバイク、バイク、バイク!!
信号がほとんどなく、バイクをよけながら横断歩道を行くしかない。

まだこの日はビビっていたけど、そのうちスタスタ渡れるようになったんだから、慣れってすごい。

この日は6時に起きて、8時半には朝食を済ませて外に出たのだが、とにかく暑い!

9時には市場に到着。

なんか意外と小ぎれいで整った印象。なーんか、思ったのと違う。コーヒー豆など勧められるが買わず。とにかく暑くて、逃げるように立ち去る。

あまりの暑さに1時間後の9時40分には、ハイランドカフェでお茶。

オシャレすぎるカフェ。ケーキセット400円しなかった。やっぱ安いよねーと言っていたのだが、ベトナムの物価で考えると、実は激高だった。
10時20分まで滞在。

そして11時40分にはフォー24でお昼。1時間おきに1時間休憩しとるがな。

まーでも、ベトナム料理はおいしい。元気でるわー。

ホーチミン絵日記の1個目にも書いたけど、翌日までホーチミン名物の屋台で食べたことがなくて。この日は比較的こぎれいなお店で食べてた。あかんがな、こんなことじゃ。ホンマの文化は味わえん。


ほいでも、ここに入り込むって、勇気いるよね?


ベトナム初のスコール体験

その後、市民劇場、ホーおじさんの像などを見て、教会へ。
美しい建物。。。

くたびれて、近くの郵便局で思わず寝落ち。すっごく立派な郵便局で、ヨーロッパの古い駅舎みたいだった。トーゼン昼寝をする場所ではないが、寝てる人がホント多い。。。ヨーロッパ風の街並みに、アジアな光景が広がるのが、ベトナムの面白いところ。

それから統一会堂(翌日、絵日記1でおばさまと出会った場所)を目指して歩くが見つからず。ものすごい湿気の中ひたすら歩くうちにスコールが。
ここでさらにお茶。止むまで1時間半くらい。

この写真は私撮影。あとはほぼ宮田雄平。

雨が止むと涼しくなったので、本屋さんへ行く。

ビミョーな日本文化(笑)(この写真も私撮影)

ベンタイン市場での出会い

17時、そろそろ店じまいを始める頃のベンタイン市場を通りかかる。ここでショーゲキの出来事が起こるのであった。

Tシャツ屋のおばさん(写真は別の店)が、大声でTシャツを売っている。日本語で言うなら「安いよ安いよー!」てな感じだろうか。あるお店の前で、おばさんと目が合った。

そのおばさんは、数多のTシャツ屋さんの中で一番強烈だった。「ちょっとアンタ!Tシャツ買って行きなさいよ!ウチはホーチミン一安いのよ!こんな店ほかにないわよ!」言葉はわからなくても、言ってる意味って大体わかるもんである。

Tシャツの値段は店によって幅があり、1枚4万D(160円)~6万D(240円)の間くらい。実際、他の店といろいろ比べた結果、本当にこのおばさんの店は底値(4万D)だったのだ。ベトナム人、嘘つかない。

さて、そのおばさん、オットの顔を見るなり、近くにあった赤いTシャツを手に持ち、オットに向かってこう言い放った(たぶん)

ちょっとアンタにぴったりのがあるわよ!
アンタ、コレ買いなさい!!

それが、これだったのだ。

そう、チェ・ゲバラ
キューバ革命の星。第三国では絶大な人気を誇る英雄である。

エルネスト・ゲバラ(Ernesto Guevara、1928年6月14日 - 1967年10月9日)は、アルゼンチン生まれの政治家、革命家で、キューバのゲリラ指導者。
「チェ・ゲバラ」の呼び名で知られる。「チェ」は「やぁ」「おい」といった砕けた呼び掛けの言葉。ゲバラが「チェ。エルネスト・ゲバラだ」と挨拶していたことから、キューバ人たちが付けたあだ名。ラテンアメリカではキューバ革命以降「チェ」もしくは「エル・チェ」といえば彼のことを指す。

実はオット、ゲバラに似てると言われたのは、これが初めてではない。

そして、外国人とまちがわれるのも、よくあることだった。

そんな訳で、ゲバラT、着るとこんな感じ。

似てるかしら?


おまけ:ホーチミンで出会った、ホンコンさんみたいなバイクタクシーの運ちゃん。(ややこしい)

写真:宮田雄平

つづき


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