防災とオタクグッズ
9月1日は防災の日だったらしい。
去年何を思ったのか、それにあわせて防災リュック&グッズを初めて買ってみた。
一応その辺に置いてあるが完全にインテリアと一体化しているのでホコリまみれだったし、年に一度は中身の点検でもするか、と思いたったので、3週間近く程過ぎたが、中身の点検を行った。
![](https://assets.st-note.com/img/1695017718980-lMlQ5NRfM2.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1695017765057-69rUKFdjYE.jpg?width=1200)
中央に輝くデレパレスキュー衛生グッズ。
そうか。
これ買って、ポーチ単体あっても無くしそうだな…と思って防災グッズ揃えたんだ。ありがとうデレパ。
中には、あの青木瑠璃子さんが『過去に番組でもらった誕生日プレゼントで一番嬉しかった』という、携帯用トイレ等が入っている。デレパグッズは役に立つ。
ちょこっと、ここから真面目な話をすると、自分はずっと関西に住んでて、そこそこおっさんなので、阪神大震災も経験している。
未だに、歳上の方と話して、ずっと関西にいると言うと、話のネタとして『震災の時産まれてた??』とか『どこ住んでた??』とかなることがある。
ちなみに、ずっと関西に住んでる人の間で震災というと、ほぼ阪神淡路大震災のことである。
3.11のやつは、地震、大地震で、
『震災』
と災が付く表現はしないイメージ。
それのせいか、子供ながらに大変なことが起きたな、という記憶はあるので、日頃の備えはしておきたいな、という気持ちは社会人になってからずっとあった。
機会をくれて、ありがとうデレパ。
さて、震災のグッズを備えるために調べると大事なことが書いてある。
要は『何日分の用意をしておくか』である。
1日なのか、3日なのか、1週間なのか。
どんな事態を想定して、その準備をしておくのか。
自分は、住んでるマンションの部屋が住める状態じゃ無くなった、水道・ガス・電気が止まってしまって、コンビニにも商品がなくなったとき等に、
『1日は、どうにかなる』
を目的にしてリュックの中に色々用意している。
比較的街中に住んでるので、24時間耐えれば、水や食べ物がどうにか手に入るだろうという考えである。
1週間乗りきるぞー!だと、この7倍の食料や飲み物が必要で、それはちょっと用意しきれない。
水とか食べ物のローリングストックとかいうけど、そこまで意識はまだ高くない。
真面目な話をしすぎたので、タイトルに戻ろう。
防災セットの中に『余裕があるとこんなものも追加で足すといいかもね!』みたいな物が書いてあった。
老人の方だと、杖とか、飲んでる薬の一覧表とか。赤ちゃんがいると、その専用グッズ一式とか。大人向けだと、軍手とか、替えの下着とかスニーカーとか。
避難生活とか、倒壊した建物とか、雨・洪水で濡れた家のものを動かしたりすることを想定してるのだろう。
1日分を用意したとしても、夏場なら汗もかくし、冬なら寒いし、服は確かにあってもいいかもしれない。
そのとき、ふと部屋の隅の段ボールが目に入った。
![](https://assets.st-note.com/img/1695018132085-WsKw900IlI.jpg?width=1200)
(開封もせず段ボールごとその辺に置いてた)
あれは!!!出麗覇ジャージ!!
そうか。こういうグッズ、日常使いしてもいいけど、なんとなく勿体なくて日常使いしにくい時は、こういう【もしものとき】用に備えておくのもありなんだ…。
ありがとうデレパ。これで裸の時に何かあっても大丈夫だよ。
そこでふと思って、こんなもの追加したらいいんじゃないか、候補リストに目を配る。
・筆記用具…ボールペンめっちゃあるな…。
・カバンに何が入ってるかわかる紙と、それをきれいに保てるクリアファイル
…クリアファイルめっちゃあるな…。
・替えの服…Tシャツめっちゃあるな…。
・タオル…マフラータオルあるな…。
・常備薬とかをまとめるポーチ…ポーチや袋あるな…。
あれ…タンスの肥やしにしてたオタクグッズ…防災グッズにしたらいいんじゃね…。
普段使いしてるならそれでいい。
でも普段使いしないで飾ってたり、捨てられないけど、使いにくいもの、
これらは防災グッズと名付けて1ヵ所にまとめて置いたら、いざ、というときに役立つのかもしれない。
そして、防災点検という名の元に、年に一度、それらを取り出して眺めたり、サイズや破損箇所がないか、ファッションショーをしてみる。ちょっとした楽しいプチイベントである。これだけでちょっとワクワクするし、点検したくなる。
最近だとsideMのFRAMEの防災グッズが完売したり、大雪のなか、そのグッズに助けられた、と話題になっていた。
オタクグッズと防災は親和性が高いのかもしれない。常備しておきたくなる点とか。
本格的に備える、までしなくても、大きめのカバンに普段は使わないオタクグッズで使えそうなのもを詰め込んで、一年くらい賞味期限がある水と一緒に保管しておく。
年に一度取り出して水を飲みながらグッズを堪能して、新しい水と共に、もう一度しまう。
それだけで万が一の時に役に立つことがあるかもしれない。
あと、これは防災グッズなんです!!と自分に言い聞かせたら、その辺に出しっぱなしにしておく理由になる。
推しの番組やライブグッズが物理的に命を助ける。そんな未来があるのかもしれない。
ありがとうデレパ。ありがとうアイコン。
ただ、こういう『もしも』の備え、永遠に使わないのが一番素晴らしいよね。
デレパレスキューグッズもボロボロになって、使わなかったなーwwって捨てられるのが一番幸せ。
![](https://assets.st-note.com/img/1695018486786-AgejbIOj3m.jpg?width=1200)