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"弘法筆を選ばず"

 茹だるような暑さに連日参ってしまいそう
なんていうのをnote更新が途切れてしまう理由
にしてしまおう
そうだ、きっとそうなんだ!


小学生の娘と何らかわらない言い訳をしてみる


いや、間違いなく歳食ってる分
私の方が相当に性質《たち》が悪い

…申し訳ない娘よ 父が悪かった


 我が家には
『最低年1回以上、必ずTDL or TDSに行く』
という鉄の掟がある

みんな大好きな夢の国

人を簡単に焼き殺すような
太陽の狂気に自らの身を晒して
そう
私たちは行って来たのである

「夢の国」だって?

高い入園料(お布施)をお支払いした挙句
開園前2時間前から並び
入場後もアトラクションの度に
炎天下に並んで
歩いて

また並んで待って
水分を得るためにただの自販機にも並んで
やっと順番が来たと思ったら
1本250円!!
パパのお財布は残念ながら
この日のための《夢の国特別仕様
になったりすることなんてない…
通常モードである

そんなことなんてお構いなしの娘2人に
タカられるんだからたまらない…

「パパ、ミニーちゃん買って~♪」
「パパ~、ポップコーン食べた~い♪」

暑い…
オレの財布が軽くなる…

暑い…
あ…また財布が軽くなる…

え?ここQiペイ使えるの?
ラッキー♪

が、……未来の財布が軽くなる…

ところで娘たちよ
いつもの「ママ~、ママ~」はどこへいった…


らん♪らんらららんらんらん♪らららららんらんらん♪

容赦ない暑さと、限度を知らない娘のタカリに
まるで風〇谷のナウシカの終盤の名場面かのような
幻想的な光景が脳裏を繰り返しチラつき

危うく天に召されてしまいそうになるのを
ただただ堪えることに必死であった

これも家族のため…
がんばれオレ!と言い聞かせ…


 ま、そんなこんなで
一年ぶりのパーク内で思ったのが
ミラーレス一眼の台頭というのを
否が応にも感じざるを得ない
という事実である

因みに私はCanonレフ機ユーザーなわけだが
(今回はEOS70Dの単機運用だったが、2機持ち込みにしなくて結果的に正解だった)
SONY機のα7シリーズが特に目に入ってきた印象だ
特に女性の所有率が高いなと

SONYの絵づくりの特性から考えると
この手の用途で支持されるのは
分からなくもない気がする

EOSRシリーズもお見かけしたが
比べてやはり少ない印象か

そう、私がミラーレス一眼でCanon機ではなく
SONY機に興味が沸いた理由は
ディズニー仕様という目的がひとつにあり
 ① 夢の国という脳内イメージとSONYならではの絵づくり
 ② ひたすら歩くパークでの軽量という特性と携行性
 ③ ショー・パレードでのAF性能と連写性能
に対する期待感が大きい
特に①という部分はやはりSONYならではであり
「代替可能要素」ではない
かなと思っている

が、純粋に「写真」という面においては
やはりCanonの色味が好みではあるが故に
悩ましい選択である
資産を多少なりとも活かす上では
互換性を持たせられるRシリーズだし

でも、やはり夢の国のお布施に
更なる設備投資としてははとても許容できる範疇をこえしまっているのである…


余談だが、TDLは今手持ちの
APS-C + 200mm =35mm換算320mm
で十分パレードにも対応できるが
TDSのショーになるとやはり少々心もとないというのが正直なところ

そういう意味ではやはり300mm
もしくは400mmの望遠レンズが欲しい
あわよくば、IS付Lレンズで…


そんな物欲を日々誤魔化しながら
何はともあれ
今回"弘法筆を選ばず"と題したが
まだ私自身、弘法の域にあらず
ということを写真を整理しながら身に染みて理解するばかりであった笑

「なんだかんだ名残り惜しい帰路」


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